雨に濡れてもロイヤルリゾート
出かけるときの天気は「晴れ!」を願うものですが、もうすぐ梅雨はやってきます。長雨で湿度も高く、ジメ~とした日々が続くことからイマイチな季節にされがちですが、反面花が美しく咲く季節でもあります。
那須高原は、ご静養の場所として御用邸が設けられているなど、皇室との関わりが深い場所です。当時皇太子であった昭和天皇が初めて那須温泉を行幸された際、山々と高原の美しい景観に大変感動され、那須に御用邸が建設されました。
那須御用邸には、天皇御一家も御静養に来られるほか、秋篠宮御一家が御一緒されることもあります。滞在される時には、周辺の散策や登山を楽しまれるなど、御家族での大切なひと時を過ごされます。地域は皇室にあやかって「ロイヤルリゾート那須」の愛称で呼ばれています。
そんな那須には、雨に濡れても心が晴れる「花」を楽しめる場所が沢山あります。
梅雨の季節を代表する花と言えば「紫陽花」(6月下旬~7月)
「那須街道」の愛称で呼ばれる県道17号線は、那須観光の主要道路です。国道17号線の始まり「那須分岐点」から赤松林の両側に、約3㎞にわたり紫陽花が植栽されています。6月下旬から7月下旬には沿道を埋め尽くす約3千株以上の「紫陽花」が咲き誇り、色とりどりの紫陽花が訪れる観光客を出迎えてくれます。
この赤松林は、昭和22年までは旧宮内省管轄の「高久御料地」と呼ばれる御料林でした。那須街道から幅50メートルは美しい風景を供するために残され、那須街道の両側には約14,000本ものアカマツが広がる79haの国有林です。樹齢が100年を超えるものもあり、また、猛禽類などの鳥類たちも生息していて、全国的にも貴重なアカマツの天然林となっています。
1粒で二度おいしい!(7月上旬~7月中旬)
赤松林の中には林野庁が管轄管理している「森林浴一万歩!?の森」という約5.8kmの遊歩道が整備されています。ウッドチップが敷き詰められた1.5kmの遊歩道脇には「山百合」が群生しています。開花時期は紫陽花より少し後になりますが、開花が重なる7月上旬には、満開の紫陽花の青や赤と真っ白な山百合が咲き競い、一見の価値ある見事さです。
※紫陽花は道路脇になりますので、車の中から通りながら見るのがオススメです。車を降りられる際は駐車場を利用し、歩道はありませんので、車の往来にご注意の上ご覧ください(路上駐車はNGです)。
なんてったってロイヤル!(5月下旬~6月上旬)
那須には、天皇皇后両陛下をはじめとする皇族方が御静養の際利用されている県道21号線。この道路は那須御用邸の敷地内を南北に走っているため「ロイヤルロード」と呼ばれています。この道路の中間約1.5キロメートルには、毎年5月中旬から6月中旬にかけてツツジが見頃を迎えます。那須御用邸敷地内に咲くツツジには高貴な品が!
ロイヤルパープル!(5月下旬~6月中旬)
5月下旬、ロイヤルロードの池田交差点から那須街道の広谷地交差点に向かう途中、道路をはさんだ両側の2カ所に「ナスヒオウギアヤメ(那須檜扇菖蒲)」の群生が見られます。昭和37年に那須町一ツ樅で発見されたアヤメ科の植物で絶滅危惧種に指定されています。昭和天皇が皇居でご研究され、昭和38年に命名発表された新品種で、地元地域の皆さんが絶滅保護を目的に、一ツ樅の休耕田を利用して群生植栽されています。
皇室の方々には、身の回りの品々を区別する目印として、幼少時から「お印」を用いるしきたりがあります。「那須檜扇菖蒲」は文仁親王妃紀子様のお印になっています。
ちなみに敬宮愛子親王殿下のお印は那須御用邸用地内に群生して白い可燐な花を咲かせる「ゴヨウツツジ」です。
ロイヤルが愛したイエロー(6月下旬~7月中旬)
那須連山の西端標高1,230mの湿原で、6月下旬から7月中旬にニッコウキスゲが見頃を迎えます。昭和天皇もこよなく愛された湿原として有名です。沼ッ原駐車場から湿原までは徒歩で約15分。周回する木道が整備されているのでゆっくりと散策が楽しめます。
梅雨はバラが美しい!
CoppiceGARDEN(コピスガーデン)
那須街道沿いに、バラや宿根草をはじめ、アジサイ、ハナショウブ、紅葉など四季折々の風景が楽しめる「コピスガーデン」があります。自然に囲まれたナチュラルガーデンで、初夏の主役はバラ。園内のバラは、毎年植え替えしながら300品種を超えています。広々とした林の空間には、池を配した薔薇と宿根草ガーデンがあり、見飽きない景色は絵画の世界に迷い込んだようで、美しい花の楽園が広がっています。
コピスガーデン
王室(ロイヤル)の次は王国へ
みんな大好き「那須どうぶつ王国」
東京ドーム約10倍の広大な敷地に、世界から集まった600頭以上の動物たちが暮らす動物園です。王国タウンと王国ファームに分かれ、屋根付きの通路でほぼすべての屋内施設がつながる「王国タウン」。雨の日でも安心して楽しめます。レッサーパンダやマヌルネコの屋内施設「アジアの森」、ジャガーやハシビロコウなどの動物たち間近で見る事ができる「WET LAND」、ナマケモノなどの熱帯の動物たちを観察できる「熱帯の森」など、屋内でゆっくりとご覧いただけます。
那須どうぶつ王国
那須はパン屋さんの激戦区
とにかく「ふわっふわ」なパン!
那須には、皇室御用達や素材や製法にこだわった、どれもが実力派のパン屋さんがたくさんあります。パン屋さんを巡って絶品パンを試食して好みのパンを見つけたいもの。
那須町の役場近くにある「ますやパン店」は創業70年の歴史あるパン屋さん。高原エリアにある今風のパン屋さんとは違い、古くから地元の人たちに愛されてきたパン屋さんです。パンの数も多く、人気はコーヒー生地の練りこまれたマーブル食パンに砂糖とマーガリンが塗られた「マーブルパン」で、すぐに売り切れるほどの人気です。地元では、ますやのパンに、すぐ近くの「肉のあづまや」の和牛メンチを挟んで食べるのがおすすめとか。
とっておきの雨の日の遊び方はいかがでしたでしょう。梅雨は那須への旅がおすすめです。
那須の旅は自然にときめくリゾート「休暇村那須」がおすすめです