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観光

2023.12.15

江戸城の天守再建という話と百名城とインバウンド需要と

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スタッフ名:矢津田

浅草の近くに住んでいるので、毎日、沢山の外国人の旅行者を目にします。ただ、このような状況は、まだまだ、一部の都市だけのようで、地方を旅していても、このような状況はあまり目にしません。
写真は、松本城
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百名城もそれぞれ

私は、旅行ついでに百名城を巡っています。半分ほど巡ったとこですが、百名城も、天守が残っているお城や天守が再建されたお城、天守がないお城など様々です。

現存天守があるお城は観光客も多く、行列になっていることもあります。現存天守は、階段が狭かったり、急であったり、昇るのに時間がかかる傾向にあることも行列の要因です。早く昇れれば、攻められやすいということになりますから、昇りづらくて当たり前です。
再建した天守があるお城も観光の拠点になっており、石垣だけが残っているお城に行くたびに、天守再建に投資してくれるお金持ちがいれば、特にインバウンド集客の拠点になるだろうと思ったりします。

日本城郭協会

①江戸時代からの天守が残っているお城
写真は、松江城 松本城
豊臣時代に3000あったと言われるお城ですが、徳川幕府の一国一城令、明治政府の廃城令、そして第二次世界大戦を乗り越え、当時の天守が残っているお城は、弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、伊予松山城、宇和島城、高知城。12城のみです。
まだ、7城しか見ていませんが、特に姫路城の大きさというか、オーラというか、圧倒されました。

 
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②木造で天守が再建されたお城
木造での復元は数が少なく、写真の白川小峰城にあった説明では、ここの三重櫓復元ののち、掛川城天守、白石城三階櫓、新発田城山階櫓、大洲城天守と復元されていったという説明がありました。
写真は、白河小峰城
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③鉄筋コンクリートで天守が再建されたお城
写真は、熊本城 鶴ヶ城 島原城 岡山城
木造より、鉄筋コンクリートで再建された天守の方が多いのですが、特に、鶴ヶ城や熊本城に行くと、地元の人に愛されているというか、大切にされているんだなということを感じます。鶴ヶ城は戊辰戦争、熊本城は西南戦争で、大きな損傷を受けた天守です。
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④天守は再建されていないものの、復元が進んでいるお城
写真は、金沢城
天守以外の復元が進んでいるお城の中で、本当にすごいと感じるのが金沢城です。私の大学入試当時、金沢城の中は金沢大学というイメージを持っていましたが、1992年に北陸新幹線金沢間が認可された後の1995年に金沢大学は移転し、木造での復元整備事業が進められいます。明治以降に建てられた木造城郭建築物としては全国最大規模で、 復元にあたっては、石川県内の宮大工さんが日本古来の工法で建設おり、復元工事はまだ進行中のようです。

「金沢城」と「兼六園」、加賀藩の筆頭家老本多家の武家屋敷があった「本多の森」を中心に、素晴らしい観光地になり、北陸新幹線の開通効果もあり、沢山の観光客が訪れています。石川県と金沢市には、先を見る目と実行力があったようです。
 
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⑤石垣だけが残っているお城
写真は、今帰仁城
石垣だけが残り公園のようになっているお城もあります。
写真は沖縄の今帰仁城です。首里城以外の沖縄のお城に行くのは初めてでしたが、本島のお城とは違う石垣や風景、おすすめしたい場所です。
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完成が待ち遠しい、首里城の再建

今年の10月、火災の後、初めて首里城に行ってきました。2026年度の再建を目指しているようです。完成は大きな話題になり、沖縄はものすごい賑わいになる、そういう予感がしました。
 
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江戸城再建

皇居にある江戸城の天守台。今でも、日本人と外国人たくさんの観光客が訪れていますが、ここに天守が残っていればすごかっただろうなと思います。この巨大な石の台が何なのか、分かっていない外国人の方も多いのではないでしょうか。最近、菅前首相が、テレビ番組で、インバウンド政策について「江戸城を活用しないのはもったいない」と持論を展開したとのこと。

江戸城の天守は、1657年、4代将軍徳川家綱の時代、江戸の街が焼き尽くされた明暦の大火で焼け落ちました。今ある天守台は、加賀藩前田家が、天守再建のため完成させたものです。その後、復興の陣頭指揮をとった、徳川秀忠の子、会津藩主・保科正之が、被災者の救済を優先、江戸城の復旧は後回しという判断をし、以降再建されていません。
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現存するなかで最も高い姫路城の天守が約32メートル。江戸城は、あの姫路城より大きく、木造部分の高さが約44.8メートルと史上最高で、天守台をふくめた高さは58.6メートルだったそうです。あの姫路城より大きい天守を目の前にすると、どういう感情になるんでしょうか。再建されれば、東京駅から皇居に向かう途中や、日本橋から大手門に向かう道からは、どーんと天守が見えることになります。相当なインパクトで、大きな経済効果を生み、日本という国を象徴する建物になるでしょう。
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鉄筋コンクリートの天守は、柱も大きく、しっかりとし、頑丈に見えますが、耐用年数80年程度だそうです。これを、木造にすれば、耐用年数は500年になり、修理していけば、もっと長くもつそうです。江戸時代に造られた天守が残っているんですから、木造というのはすごいんですね。

江戸城再建の総事業費はいくらかかるか。新国立競技場が、当初のザハ・ハディド案で2520億、完成した隈研吾案で1569億。最近は、大阪・関西万博の追加工事費が○○○億というニュースを目にしますが、江戸城天守を500年持つとういう木造で再建すれば500億だそうです。

これをきっかに、「江戸城再建」という漫画があることを知り、読み始めたところです。
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江戸城に天守がない理由

要る?要らない? 菅前総理の「江戸城天守」再建論が避けてとお