秋の国内旅行目的トップ5とは?
先日、秋の旅行動向について発表している記事を見つけました。国内在住の方々を対象にしたアンケート調査で、その中で国内旅行の目的トップ5のうち、第1位が観光、第2位がグルメ、第3位が温泉、第4位がリフレッシュ、第5位が休養でした。3〜5位の結果から非日常や癒しを旅先に求めている方々が多いのかなという印象を受けました。
暑さも少しずつ和らぎ、過ごしやすくなってきた10月。場所によっては紅葉シーズンも迎えています。夏の間は暑くて入れなかった露天風呂も心地よい風を感じながら、紅葉を愛でながら入れるのはこの季節ならではだと思います。
そこで今回は秋の旅行にもおすすめしたい群馬県の温泉地についてご紹介したいと思います。
旅行者人気投票で21年連続日本一に輝く草津温泉
草津白根山の恵みを受けて、毎分32,300ℓ以上の温泉が湧き出る草津温泉。豊富な湯量と個性的な温泉施設が複数あるこちらでは、エリア内を歩いて湯めぐりを楽しむことができます。
草津を代表する三湯として知られる「大滝乃湯」、「御座之湯」、「西の河原露天風呂」にそれぞれ1回ずつ入浴することができるお得な湯めぐり手形を見つけました。通常は大人2,700円ですが、湯めぐり手形は1,950円で3箇所入浴することができます。有効期限もないため、1度に3箇所入っても、そうでなくてもいいという自由度が高い、旅行客に優しい湯めぐり手形になっています。さらに、湯めぐり手形自体が絵葉書のデザインになっているので、切手を貼って宛名を書いて出せば、そのまま湯めぐり手形をプレゼントにすることもできます。
それぞれ個性的な温泉施設ですが、内湯でカランがあるのは「大滝乃湯」、「御座之湯」の2か所、カランがなく露店風呂のみなのが「西の河原露天風呂」です。ちなみに私はよくばって夫と共に1日で3か所のお風呂を巡りましたが、硫黄濃度が強かったせいか、3か所目の入浴を終えた頃には、二人とも手がパサパサに乾燥していました。湯上がり後にしっかりと保湿もしつつ、適度に入ることが大切なのでみなさんはくれぐれもご注意ください。
大滝の湯について
御座之湯について
西の河原露天風呂について
日本を代表する文豪も愛した伊香保温泉
夏目漱石や与謝野晶子、竹久夢二など様々な文化人が訪れていたと言われる伊香保温泉。伊香保温泉は黄金の湯と言われる茶褐色のお湯が特徴的で、トロっとしたやわらかいお湯が特徴的です。源泉は無色透明ですが、鉄分が多く含まれる硫酸塩泉のため、時間の経過と共に徐々に茶褐色へと変化していきます。
伊香保温泉は、草津温泉ほど混まないのでゆっくりと観光することができました。このエリアでは湯めぐりなどは特に行っていないので、宿を予約してその宿の温泉に入るというのが伊香保では一般的です。ただ、伊香保は泉質が2種類(茶褐色の硫酸塩泉、無色透明のメタケイ酸単純泉)あるので、宿によってはひとつの宿で2種類の温泉に浸かることもできました。
標高1800mに位置する万座温泉
日本には、硫黄泉の温泉に浸かれる場所は数多くありますが、その中でも万座温泉は硫黄の含有量が特に多いと言われています。
硫黄の含有量が多いとどんな効果が期待できるでしょうか。実は、硫黄に含まれる成分には毛細血管を拡張させる作用があり、血行を促進させる効果があると言われています。さらに殺菌力も高く、肌の余分な皮脂を落とし、肌自体を柔らかくしてくれる効果もあるので肌のキメも自然と整います。ただし、先ほどの草津温泉と同じで保湿の効果は一切ないため、温泉に入ってそのままにしてしまうと湯上がり後からどんどん肌の乾燥が進みます。入浴後はしっかり保湿もしましょう。
今回伺った万座ホテルジュラクさんでは、万座温泉の中でもトップクラスの硫黄濃度を誇る高濃度硫黄泉の温泉につかることができます。通常は浴場へのカメラやスマートフォンの持ち込みは禁止されていますが、9時40分〜50分までの朝の10分間だけは写真撮影も可能となっていますので、興味のある方はぜひお時間を調整して伺ってみてください。
万座ホテルジュラクについて
標高1400mに位置する鹿沢温泉
先ほどの万座温泉から400mほど山を下ったところにある鹿沢温泉。こちらの泉質は、炭酸水素塩温泉というマイルドで肌触りの良さが特徴で、色は無色透明です。硫黄泉のような強い香りや刺激が苦手な方や、温泉デビューしたい子どもにもおすすめです。
温泉に含まれる炭酸ガスによって毛細血管を拡張、血行促進、それゆえ新陳代謝が活発化し、最終的に肌のターンオーバーが促進され、美肌効果も期待できると言われています。血行促進のせいか湯上がり後も湯冷めがしにくく、長時間身体がポカポカとしていた印象がありました。
1000年以上の歴史を誇る鹿沢温泉は、休暇村嬬恋鹿沢で楽しむことができます。内湯と露天風呂があり、木々に囲まれた露天風呂に浸かると心身ともに解けるような心地がして、滞在中は何度も入りたくなりました。
休暇村嬬恋鹿沢について
まとめ
今回は、秋の旅行にもおすすめしたい群馬県の温泉地についてご紹介しました。どの温泉も個性的で一度は浸かっておきたい温泉ばかりです。日本を代表するような名湯が群馬県にはこんなにも存在していたなんて、私自身もブログにするまであまり意識していませんでした。
仕事や学校があると2〜3週間の休みを確保して湯治に向かうということはなかなか難しいですが、そういった湯治で得られる薬用効果を目的とせずとも、1泊や2泊などの短期旅行でも温泉に浸かることで、いつもと身を置く環境を変えて、非日常を味わうことで五感が刺激されて、転地効果を得られることはできると思います。
冒頭にもありましたが、リフレッシュや休養を目的とした国内旅行の目的に温泉はぴったりですので、ぜひ今年の秋は温泉大国の群馬県へお越しになってはいかがでしょうか。