観光

2020.07.04

磐梯山八景!~8方位から(1)

6,867 view

スタッフ名:高梨

皆さんこんにちは。お元気ですか。
磐梯山は見る方位により姿が大きく違ってくる山です。今回は全8方位から見た姿を2回に分けてご紹介します。これにより磐梯火山の特徴が見えてきますので、親しんでいただければと思います。
まず今週は、南東・南西・北西・北東の4方位からです。
 
始めに南東~猪苗代町市街・志田浜方面から見た姿です。

裏磐梯においでになる一番多くの方が郡山方面から入りますが、まず猪苗代湖が見えて、次に山が切れて突如、こんな感じに磐梯山が見えると思います。
 
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    志田浜付近から見た磐梯山(左より大磐梯1816m、赤埴山1427m、櫛ケ峰1636m)

この方位からの磐梯山は、すそ野の傾斜が山頂から遠くなるほどなだらかになる、いわば富士山型の山(コニーデ型:成層火山)であることが分かると思います。会津富士とも呼ばれている理由が分かりますね。「秀麗」な磐梯山と言えましょう。
 
次は南西~磐梯町・会津若松市方面から見た姿です。
磐梯山は、会津嶺(あいづね)とも呼ばれ、万葉集に詠われている会津を象徴する山です。
 (「会津嶺の 国をさ遠み会わなわば 偲びにせもと 紐結ばさね」 読人不知)
 
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           磐梯町から見た磐梯山(大磐梯1816m)
 
南西から見た山の姿は、会津の中心鶴ヶ城から見ると北東に聳える山となり、会津の鬼門(北東)に聳え会津を護っている山です。
また最澄との宗教論争で有名な徳一が建立した平安時代の東日本の大寺院、慧日寺(えにちじ)は、磐梯山の南西のふもとにあります。
またこの巨大なピラミッドのような大磐梯、現磐梯山3峰のなかでは、最も新しくできた火山だと調べられています。
まさに「霊峰」磐梯山という感じですね。 

次は北西からです。山岳道路ゴールドラインのこがね平から見た磐梯山です。磐梯山(大磐梯)の山頂は遠景の右側で、画面左が櫛ケ峰(1636m)です。
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              「ややっ、山がなくなっている!」
 
こがね平は、噴火で今はなき小磐梯(推定標高1750m)の山頂から北西方向にわずか2kmに位置する場所にあります。この写真の中央高くに小磐梯が聳えていたのです。
「凄絶」な磐梯山ですね。

さて、今日の最後は、北東~秋元湖からの磐梯山です。
 
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       秋元湖の堰堤から見た磐梯山(爆裂火口までの距離は約5.5㎞)
 
写真の遠景ほぼ中央コブが大磐梯(1816m)で、左側が櫛ケ峰(1636m)です。大磐梯から右下に延びる崖が爆裂火口西側の崖で、東側の崖はその手前の稜線の裏側になっています。つまりこの位置からは、北に開いたU字形の爆裂火口を真横から見た形になります。これまた「壮絶」な磐梯山の姿ですね。
 
明治の磐梯山噴火は、小磐梯という成層火山が真北に向かって「ブン抜けた」のです。(噴火に遭遇した当時の多くの人の言)こがね平と秋元湖は、その爆裂火口の横顔を北西と北東から望む場所になります。
 
「ブン抜けた」その方向に、休暇村はじめ中瀬沼、レンゲ沼、曽原湖などがあります。
その北からの磐梯山の姿はじめ、南、東、西からの様子は、後日紹介しますので、楽しみにお待ちください!
 

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