熊野古道 半日くらい歩きたい 本宮大社~発心門王子 その1
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スタッフ名:乾
世界遺産の熊野古道は、何泊もかけて山道を歩く本格的な長距離コースから、数時間程度で比較的楽に歩けるコースまで、長短様々あります。当館周辺では、大門坂~那智の滝を行く「大門坂コース」が人気で、距離は3km弱、約2時間30分ほどで歩くことができます。
今回はそれよりももう少し本格的に、おおよそ半日くらいかけて歩く「熊野本宮大社~発心門王子」コースをご紹介します。
一般的には発心門王子から本宮大社へ向けて歩きますが、今回は逆向きコースを歩きます。まずは当館よりお車で約1時間の熊野本宮大社からスタートします。参拝後、裏門から歩き始めます。
歩き始めてすぐにある「祓殿王子跡」。長かった道中の塵や埃を払い、身なりを整えてから本宮へ参拝する、いわばお清めの場所だったようです。
住宅街を数百メートル歩くと、散策路の入口がスタートします。
熊野古道らしい石畳の道。なだらかに登っていきます。高い木立の間を歩いていきます。
「ちょっと寄り道展望台」の分岐点。距離はそれほど長くありませんが、ここからキュッと上ります。
展望台からの眺めです。スタート地点の熊野本宮大社のそばにある日本一大きな鳥居(34m)が見えます。この辺りは大斎原(おおゆのはら)と呼ばれ、かつての本宮大社があった場所です。
雰囲気のある道を行きます。野鳥のさえずりも聞こえ、癒されます。
「九鬼が口関所」。ここから高野山へ伸びる「小辺路」を行く人々から通行料を徴収していたようです。
「右かうや(高野)」「左きみい寺(紀三井寺)」の石標。歴史を感じるつくりです。
三軒茶屋跡。江戸時代には三軒のお茶屋さんがあったそうです。今は休憩所とトイレがあります。
熊野本宮大社~発心門王子は全長7kmのコースで、ここまでが行程の約1/3にあたります。このコースは変化に富んでいて、見える風景もバリエーションに富んでいるため、歩いていて非常に楽しい道です。大門坂ほどではありませんが、日中は多くの方が歩いていらっしゃいます。中でも海外の方が多く、すれ違うたびにいろんな国の言葉で「こんにちは」と声をかけられます。
このルートの残りのご紹介はまた別の機会にしたいと思います。
熊野本宮大社~発心門王子のルートMAP