日本最大級の岩盤! 古座川一枚岩
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スタッフ名:中村
今回は、休暇村南紀勝浦から車で約50分の所にある、古座川一枚岩のご紹介をいたします。
古座川一枚岩は、古座川町の古座川左岸にある高さ約100メートル・幅約500メートルの、日本最大級の巨大な一枚岩で、国の天然記念物に指定されています。
この一枚岩は、冷え固まったマグマの塊が大地の隆起によって地表に現れ、川に浸食されたことによって一枚の岩壁になったとされています。
マグマが冷え固まった岩は、この辺りから東へ20㎞以上も続いており、これを「古座川弧状岩脈」と言います。
古座川弧状岩脈は、約1500万年前に紀伊半島にあった火山の活動によってできた熊野カルデラの南縁の地下部分とされており、古座川流域では噴出した火砕流からできた「流紋岩質火砕岩(流紋岩質凝灰岩)と、その後上昇してきたマグマからできた「熊野花崗斑岩」からなっており、古座川一枚岩は、「流紋質凝灰岩」でできています。
この古座川弧状岩脈は、地質学的にみた日本の貴重な自然資源を選定する「日本の地質百選」に県内で唯一選定されており、近畿では他に、京都府の天橋立や兵庫県の玄武洞などが選定されています。
また、この地には「一枚岩の守り犬」という伝説が残されており、その昔、岩を食べる魔物が古座川にやってきて、この巨大な一枚岩に嚙みつこうとしたときに村の猟犬が襲い掛かり、魔物は一目散に逃げだして一枚岩は守られたというもので、一枚岩の中央にくぼみが縦に走っているのはその魔物の歯形で、雨が降った際には魔物の悔し涙が流れるとされています。また、毎年4月19日前後と8月25日前後の夕方には、犬の形をした影が一枚岩に浮かび上がり、伝説の守り犬を見ることができるようになっています。
皆様もぜひ一度、日本最大級の古座川一枚岩に訪れてみてください。