4月23日、志賀草津高原ルートが開通しました。草津白根山の噴火警戒レベルが2から1へ引き下げられ二輪車等の通行禁止及び夜間通行止めが等の通行規制が無くなりました。
つまり自転車も通行可、、、、
「これは登るしかない!!」雪の回廊の写真を撮るためにもサドルにまたがり、さぁ出発!!
ということで登ります峠、坂道。
走行距離 約158キロ
獲得標高 約3841メートル(3445メートル)
路面状況 ★★★☆☆☆☆☆☆☆
難易度 ★★★★★★★★☆☆
午前4時20分ほぼ日の出と同時に当館を出発、鳥居峠を「菅平口」まで下り、菅平、須坂方面へ登ります。ここは登坂車線が多く平均勾配も7%程で登りやすい区間になります。
登り切るとあちこちにスキー場の斜面が現れます。菅平スキー場は20~21年シーズンは滑りに行けず終わってしまったので、来シーズンこそは滑りに行きたいです。登った次は下りです。須坂までひたすら下ります。下り終盤に仙仁(せに)温泉が現れます、1度は入ってみたいのですが日帰り入浴ができないのが残念です。
「ファミリーマート信州須坂亀倉店」で休憩、須坂市➡小布施町➡中野市と軽く平地を挟み再び登ります。
山ノ内方面へ登り「セブンイレブン山ノ内佐野店」で補給。ここが最終コンビニになります。さぁ再び登りです!パワー(脚への負荷)とケイデンス(脚の回転数)のバランスをシフトチェンジで取りながらコツコツ登ります(パワーメーターやケイデンスセンサーを持っていないので、感覚でシフトチェンジしています)。
徐々に山肌に残る雪が増えるので、登っていることを実感できます。標高が上がり、通る風がヒンヤリ、「おぉ~登って来てる~!!」1人でテンションを上げモチベーション維持を、、、山ノ内のセブンイレブンを出発して早くも2時間が経過、熊の湯スキー場に到達。
さらに登ると、お次は横手山・渋峠スキー場が現れます。道路のすぐ横にはゲレンデ、リフトに乗っているスキー客がとても羨ましいです。「あれくらいスイスイ登れたらなぁ~」なんてことを考えながら、ひたすらペダルを回します。
そしてようやく標高2000メートル地点に到達、横手山ドライブインまであと少し、、、九十九折区間をヒイヒイ言いながら登り、ドライブインに到着。ササッと写真撮影、渋峠ホテルを目指します。ここもササッと写真撮影、国道最高地点を目指します、、、
ようやく着きました標高2172メートル、気温は5℃寒いです。ここからは草津方面へ下ります。
10分程下った所でようやく現れてくれました!雪の回廊です。他の人の邪魔にならないよう素早く写真を撮り、引き続き草津方面へ向かいます。
群馬側の景色は、九十九折と活火山特有の草木の少なさが相まって峠らしさが特に強いです。今回群馬側から登る自転車乗りが非常に多かったです。時間帯も多少あるかと思いますが、長野側から登っていたのは自分だけでした(笑)。
一番お気に入りの写真です「万座三叉路」いかにも峠らしい九十九折。
少し寄り道で湯畑へ「セブンイレブン群馬草津文京店」で昼食を取り、嬬恋へ戻ります。ここまででだいぶヘトヘトに、とにかく無心で「新三原大橋」まで下ります。下りの次は登りです(泣)。どれだけ辛かろうと登らなければ帰れないので「気合、意地、根性」の精神論でペダルを回します。
そしてやっとの思いでゴール!!!!
がしかし!?サイクルコンピューターの記録を見ると、、、
傾斜 0.0%(止まっているので)
登坂高度(獲得標高) 3445メートル
平均速度 18.2キロ(ポンコツ過ぎて恥ずかしです。)
、、、、「富士山の標高まであと331メートルか~」
もうヘトヘトで今すぐにでも温泉に入り寝たいのですが、あと331メートルがどうしても欲しく湯の丸まで追加で登ることに(自分でもバカだなぁと思いながら登りました)。
そしてついに獲得標高3777メートルに(ぴったし3776メートルにならなかったのは残念ですが、、、)ここで折り返してもよかったのですが、なんとなくキリが悪いので大人しく最後まで登りました。そして下ります。
さて今度こそゴールです。
トリップタイム(信号等で止まっていた時間も含む) 10時間28分29秒
走行時間(信号等で止まっていた時間は含まない) 8時間24分21秒
達成感をはるかに上回る疲労感を温泉で綺麗サッパリ流し布団の中へ。
今回は自転車で須坂、小布施、中野をぐるっと回りましたが、オススメルートは当館から草津経由で渋峠を目指すルートです(自動車やバイクなど原動機が自分なものを除く)。志賀草津高原ルートの絶景まで決してそう遠くはないので、当館へお越しの際はぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか?