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2021.09.28

水中を覗くと、そこは魚の楽園でした!

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スタッフ名:斎藤

支笏湖の透明度と支笏湖チップの秘密
支笏湖は、11年連続で「水質日本一」に輝いたほどの透明度を誇ります。水中の栄養分が少なく、プランクトンの発生も少ないことから透明度は非常に高いと言われています。
この透明度と水質から、支笏湖の澄んだ水は光に照らされることで「支笏湖ブルー」と言われ、青色の輝きを放ちます。
 
ちなみに、水質判定の基準となるCOD (科学的酸素要求量)は、数値が小さいほど良好な水質を示します。つまり、支笏湖はプランクトンの発生が少ない貧栄養湖です。
しかし、支笏湖を代表とする「支笏湖チップ」(ヒメマス)は、プランクトンを餌としています。チップはもともと阿寒湖に生息していたものを明治時代に導入して魚で、その繁殖のために、現在まで孵化・放流をして支笏湖で成長し、皆様にご提供できているのです。
 
支笏湖では他にも、ニジマス、ブラウントラウト、サクラマス、アメマス、イトヨ、ワカサギ、エゾウグイなどなどたくさんの魚が生息しています。チップ以外はすべて自然繁殖しています!
 
そんな魚たちの家を覗いてみました!
魚たちの家を覗いてみました!
写真には写っていませんが、この水草にはたくさんのスジエビが暮らしていました。
こちらのリュウノヒゲモには、エゾウグイ?の稚魚が群れで泳いでいました。
リュウノヒゲモは絶滅危惧種に指定されています。
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底には落ち葉や木々が沈殿していました。湖や川のすぐ側には渓流植物が連なっています。
つまり、魚などの餌になる植物プランクトンが豊富にあるということです。また、水面をよく見るとプクプクと気泡が出ていました。水草の光合成による酸素や、地面からの酸素を含んだ湧水が出ているのです。魚たちが暮らすには快適な水環境なのでしょう!
 
自然はすべて繋がっており、植物・生物多様性を肌で感じることができました。
 
支笏湖ではたくさんの体験アクティビティが楽しめます。
カヌーやカヤック、SAPにシュノーケリングなど直に自然に触れることができます。
 
アクティビティを楽しみ、自然に触れることで、自然のありがたさを感じてみてはいかがでしょうか。

支笏湖ルール

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