バージン・スノーの世界! ~裏磐梯はいつもロマンチック!
裏磐梯のある奥羽山系は「日本の背骨」とも言われ、雪の降り方がロマンチック! いつもチラチラと小雪が舞い、いつの間にか見事な雪景色となります。常に新雪に覆われることが多く、ドカ雪が少ないのでいろいろな雪氷現象も見られます(写真右)。
裏磐梯は、明治に起きた磐梯山噴火の影響で、岩だらけの大地のため開発が進まず、今も自然の大部分がそのまま残ります。そして、植生回復の初期段階のため、ヤマブドウやアケビなどのつる植物が多く、野生動物にとっては食べ物が豊富で隠れ家にも事欠かない住みよい大地なのです。
写真:岩なだれの堆積地から磐梯山の爆裂火口を望む
冬山を遊び尽くす最強アイテム!スノーシューで出かけよう
雪が止んだ晴天の朝には、夜に動いた動物たちの足跡をたよりに、動物の生活を探るアニマル・トラッキングが楽しめます。雪原のどこでも自由に歩ける「スノーシュー(西洋かんじき)」は、初めての人でもすぐに慣れて楽しめます。今回は、スノーシューを履いて休暇村裏磐梯周辺を散策した一コマを紹介します。
誰の足跡か想像して、何をしていたのか推理するのも楽しみ♡
休暇村裏磐梯の周辺で一番見かけるのが、この子の足跡です(左)。
「縦に二つ、横に二つ」の繰り返し。そう!ウサギ(この辺はトウホクノウサギ)です。縦二つが前足、横二つが後ろ足ですが、後ろ足のある方向に(この写真では手前から奥へ)進んだものです。人間が跳び箱を跳ぶ時のように、着いた手の先に両足が着地するのです。ウサギには利き手があるみたいで、それが一瞬あとに着くので「縦二つ」になります。
そのリズムが一旦止まっています(左から2枚目)。真ん中で、一度立ち止まって、後ろ足で立って遠くを警戒したのでしょう。
背の低い木の周りにたくさんの足跡があります(左から4枚目)。木の枝先をよく見てください(写真右)。これは、鋭い前歯で小さな芽を切り取って食べた痕です。冬眠をしないウサギにとって、雪上ではこんな食べ物しかないのですね。
木の根元の穴に足跡が続き、そしてまた出てきています(写真左)。吹雪を避けて、しばし穴の中で時を過ごしたのでしょうか?
ウサギの落とし物(おしっこ)です(中央)。メスは雪の上に分泌物(おしっこ)を残し、オスに自分の存在を知らせます。このにおいでオスは引き寄せられます!
ウサギの足跡に絡んで、左前から右後方に別な動物の足跡があります(右)。これはリス(ホンドリス)です。元気のいい足跡ですね。
次の子は誰?
別な動物の足跡発見です。
これはホンドギツネが、「ギャロップ」で走った足跡です(左)。
おっ~と、向きが変わったら、足跡のリズムも変わりました。「並み足」で歩き始めたのです(馬か!)。ほぼ一直線になるのがキツネの歩行の特徴です。
キツネの並み足が続きます。雪原の孤独な哲学者みたいな足跡ですね(右)。
この子は、とても小さな足跡です。
両手両足2本ずつ着地しています。そして足跡と足跡の間の一本のすじ。これ誰だと思いますか?? 肉質のしっぽが雪面にふれた痕で、ネズミ類のものです。
足跡だらけの雪原(左)。こんな足跡を発見したら気持ちが上がりますね!
いかがでしょう、まさに不思議の国、ワンダーランドです!
雪の結晶は小さく板状です。よーく見てください!太陽光の角度によってはプリズムのような、虹色が見られます!(左)
裏磐梯の冬、動物の足跡は珍しいものではありません。いたる所に見られます。
そして足跡から動物の生活を探るのは、難しいことではありません。冬ならではの知的スポーツ体験とも言えるでしょう。スノーシューを履いて歩くのは体力もいりません。アニマル・トラッキングはとても楽しいのです!
休暇村裏磐梯はスノーシューのレンタルも充実しています。
毎週日曜の午前には、スノーシュートレッキングのガイドツアー(約2時間)も実施ししています(参加費お一人様600円)。
例年3月下旬まで、裏磐梯は白一色の世界です。
アフターは、温かい温泉にも浸かれます。磐梯山の絶景も待ってますよ!
アニマルトラッキングにおすすめの休暇村裏磐梯
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