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2024.01.03

今食べたい ご当地お餅 ~東北編~

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スタッフ名:阿久津

お餅と日本人の関係
画像1
ハレの日には付き物のお餅。お正月以外にも、ひな祭りや端午の節句、賀寿、建前(上棟式)など人生の節目とお餅には深~い関係があります。お正月のお雑煮がそうであるように、地方にはそれぞれに特別なお餅があります。
そこで、「今食べたい!」と思ったお餅をご紹介します。
岩手県南代表「400年続く“もち食”文化」
もち本膳
ひと口もち膳
 江戸時代、仙台藩の領内だった岩手県南には、仙台藩の命で、毎月1日と15日には餅をつき、神様に供えることが決められていました。年間60日以上も餅を食べるため、「もち暦」が作られるまでになったそうです。ご祝儀も不祝儀も、一汁三菜を4種類の餅料理で整えた「もち本膳」という格式ある料理が供されていました。現在は焼く、汁に入れる、絡めるなどの料理方法や色々な食材が使われ、約300通りの食べ方があると言われています。

左「もち本膳」
本膳料理「一汁三菜」を餅料理だけで構成したものです。まず大根おろしで喉のとおりを良くしてあんこ餅から食べ始め、雑煮で〆めます。メニュー構成、提供の仕方、口上の述べ方、食べ方まで様々な作法が決められています。

右「ひと口もち膳」
多彩な珍しい餅料理をもっと気軽に楽しんでいただいて欲しいと考案されました。

岩手県代表 休暇村岩手網張温泉 

岩手県代表 休暇村陸中宮古

秋田県代表「バター餅」
北秋田のソウルお菓子といえば「バター餅」。マタギ(狩人)の作った薬とアイヌの作ったバターを交換し、バターを餅とまぜて食べたのが「バター餅」の発祥と言われています。ふんわりやわらかなバター餅は焼かずにそのまま食べられ、独特のふわもち食感と、バターの風味香る優しい甘さが人気です。

右「バタもっち」
日本バター餅協会「北秋田バター餅」ゆるキャラ

秋田県代表 休暇村乳頭温泉郷

宮城県代表「ずんだ餅」
 仙台地方で昔から愛されてきた伝統食です。若い枝豆を茹でてすりつぶし、砂糖を混ぜてできた餡を、つきたてのお餅にからめて食べます。枝豆の香りと甘みが口に広がる旬の味覚です。
 甚太(じんた)という農夫のレシピという説、政宗公が陣太刀(じんたち)の柄で枝豆を砕いた説、枝豆を打つ音「ずんだ(豆ん打)」からきた説など、「ずんだ餅」の名前の説は色々です。
 

宮城県代表 休暇村気仙沼大島

山形代表「くぢら餅」
 くぢら餅と言ってもクジラの肉を使っているわけではありません。昔、狩りや戦に出掛ける時の携帯食物として農民や武士などに愛されていた食べ物です。久しく持ち歩いても良い餅=久持良(くぢら)餅!米を挽いてクルミや黒砂糖などで味付けし、練って蒸し上げる、ほんのり甘くて風味豊かな味わいです。今は、お祝い膳のひとつとして節句の雛壇にも添えられています。

山形県代表 休暇村庄内羽黒

福島県代表「凍み餅」
冬の寒さを利用して作った保存食です。米粉を蒸してもち草を混ぜて餅をつきます。適当な大きさに切ったらワラで編み込み、水に浸けた後に寒に晒します。1ヶ月ほどでカチカチの硬い凍み餅が完成。食べるときは、逆に一晩水にさらし、その後焼いたり炒めたり揚げたりして料理します。長く保存して味わえる「凍み餅」は大変重宝されています。

福島県代表 休暇村裏磐梯

いかがでしたでしょうか、東北のお餅たち。他にも変わり種がたくさんありますので追々ご紹介して参りますね。