武蔵野樹林パークをぬけると
JR武蔵野線の東所沢駅から歩いて10分程の住宅街にあり、駅からも少し遠いため行くタイミングを迷ってましたが、「雨の日はインドアで!」と意を決して行って参りました。
林の中を切り開いて作られた武蔵野樹林パーク (この公園もイベント展示場になるみたいです)をぬけると「角川武蔵野ミュージアム」がドーンと現れます。
巨大な岩のように見える建物は隈研吾さんが設計・建築デザイン監修。花崗岩の板材2万枚を外壁に使用しています。
「杜(もり)のスタジアム」がコンセプトの「国立競技場」が「木」を多用したのに対し、角川武蔵野ミュージアムは、「武蔵野の大地のエネルギー」を表現するために素材として「石」を使ったそうです。
建物横の水盤には、奈良美智さんによる「PEACE HEAD」の作品がありました。少なくとも3か所に“幸せの要素”があるという作品です。顔の反対側には☮(ピースマーク)とPEACEの文字が彫られています。
館内へ
5階建てのミュージアムは2階がエントランス。チケットは入場エリアや時間別に複数用意されています。今回は「KCM スタンダードチケット」を購入。1Fと4Fと5Fを巡れるチケットです。
館長は「千夜千冊」で知られる正岡正剛さん。曰く「『楽しむ想像力』、『考える連想力』、『感じる空想力』の原点に立ち返り、『魂』を動かすものを見せることこそがこのミュージアムが提供したいものなのです。」
1階は、マンガ・ラノベ図書館
日本で一番ラノベが読める図書館とのことで、大人から子どもまで誰もが楽しめる娯楽の世界はこんな感じ。
ワタクシ的には全く遠い世界なのでサラッと紹介しますが、毎月発行される新刊が続々と配架されるのはウレシイですね。
入り口で迎えてくれたキャラクターたちを見ていたら、「中に紹介がありますよ!」と案内されましたが、紹介を見ても誰が誰やら。
絵本や児童文庫のコーナーにはデバイスで読むデジタル絵本も。人生で初めて触れる「絵本」も変わりました。
4階はエディットタウン
「エディットタウン」は、ジャンルを超えた「混ぜこぜ感」をテーマに、美術館と図書館と博物館が融合した空間です。
ブックストリート
正岡正剛館長の監修により、世界を読み解くための「9つの文脈」に沿って約2.5万冊の図書空間が広がります。
同じ文脈のエリアには、子ども向けの絵本から大人向けの難しい本まで配列し、子どもから大人まで同じ場所で本が読めるようになっています。
荒俣ワンダー秘宝館
荒俣宏氏監修の驚異の部屋。嘘か実かわからないものが入り混じるカオスの空間です。定期的に入れ替わる特別展示が展開されています。
一緒に行った友人は、顔がおじいさんで下半身が魚の「人魚のミイラ」を見たかったようですが、少し前の特別展示だったようで見られませんでした、残念。
特集展示は、「20世紀の美少女誕生「ガーリー・アート」~少女漫画はこの子たちから~」。フランスで誕生した「ガーリー・アート」が、時を経て日本の少女マンガへとつながる変遷を辿っています。
エディットアンドアートギャラリー
現代アート作品を中心に様々なジャンルの、様々なものを展示するアートギャラリーです。
圧巻!本棚劇場
壁全体を高さ8mの書棚で囲んだ「本棚劇場」。KADOKAWAの創業者・角川源義の秘蔵書など約3万冊が書架に並びます。
展示方法を見ていたら、昭和の家庭にあった「百科事典」も立派な装飾品になると認識(当時も装飾品だった?)。
「本と遊び、本と交わる」をテーマに上映されるプロジェクションマッピングは必見です!
おまけ
読書は嫌いではないのですが、読むのが億劫になっていた今日この頃。「角川武蔵野ミュージアム 」の不思議な建物やたくさんの本とその展示方法などが楽しくて、また足を運んでみようと思います。
アフター宴は
東所沢駅前のベトナム料理「Việt Nam Green」で。
角川武蔵野ミュージアム
角川武蔵野ミュージアムに近いホテルは休暇村奥武蔵