そもそも西表島への行き方は
西表島には飛行機で行くことができないので、まずは最寄りの空港である新石垣島空港へ向かう必要があります。石垣島空港からはバスやタクシーで石垣港離島ターミナルへ向かいます。車で約20分ほどです。
石垣島港↔西表島の区間には2つの航路があります。一つ目が石垣島港↔上原港、二つ目が石垣島港⇄大原港です。上原港は西表島の北部、大原港は南部に位置しており、車で1時間ほどの距離にそれぞれ位置しています。石垣島港から上原港まではフェリーで約50分、石垣島港から大原港まではフェリーで約40分ほどです。そのため、西表島に行く際には、まずは現地でやりたいこと、行きたい場所、観光の目的をざっくりと決めてから、どちらの港から上陸するのがいいかを決めておくといいかもしれません。今回、私も同行した家族も初めての西表島だったので、ベタですがマングローブクルーズを最優先事項として旅を計画。そして現地ではレンタカーなどは手配せず、バスなどの公共交通機関と徒歩移動のみで、どれだけ満喫できるのか試してみましたので、その様子もお伝えしていきます。今回は上原港IN・OUTで計画を立てました。そして石垣島港の離島ターミナル内にある「安栄観光」の窓口で上原港の往復フェリーチケットを購入し、マングローブクルーズに参加する旨を伝えると、現地で使えるバスの往復チケットがもらえました。
日本最大級のマングローブクルーズ体験
念願の西表島に上陸!上原港からマングローブクルーズの体験場所までは路線バスで移動します。その際に、石垣島港でもらったチケットが役に立ちました。
浦内側は沖縄県最大の川で全長19km、川幅200m、水深12m、川の両側には日本最大級のマングローブ林が自生しています。この川に住む生き物の数は4000種類以上で、川としては日本一の数を誇ります。現在でも度々新種の生き物が見つかっているそうなのですが、今回私たちを最初に出迎えてくれたのは野性のムツゴロウさんでした。今回は片道30分のマングローブクルーズに参加し、遊覧船で船長さんの解説を聞きながら1時間のクルージングを満喫しました。夏の暑い時期でしたが、爽やかな風を感じながら汗一つかかずにマングローブを見ることができました。事前予約不要で体験が楽しめる点もよかったと思います。ちなみに運が良ければ、イリオモテヤマネコが川を泳ぐ姿を目撃することができるそうですが、今回は残念ながら姿を見ることはできませんでした。ですがヤエヤマヒルギやメヒルギなどマングローブ林を構成する様々な植物や水辺の生き物を観察することができて大満足のクルージングとなりました。
浦内側ジャングルクルーズについて
西表島の自然の美しさを陶器で表現
西表島の粘土や原料を使い、西表島の自然の美しさを表現した焼き物を作っていらっしゃる西表焼青烽窯さんへ西表島に来た記念のお土産探しに行ってみました。工房の入り口にはかわいらしいシーサーのお出迎え!笑顔で邪気払ってくれそうなシーサーたち、工房の周りにはいい気が流れているようなそんな感じがしました。工房内に入ってみるとマグカップや小皿、大皿、花器などがあります。素敵な器ばかりで目移りしてしまい、決めるのに時間がかかってしまいましたが、夫は先ほどマングローブ林で実際に見てきたヤエヤマヒルギがあしらわれたコップを、私は深鉢を購入しました。営業時間が、午前9時~11時、午後3時~5時、ということで限られているので、日帰り旅行で訪問する際には時間に気を付けて行ってみてください。お店のご主人も素敵な方で、普段はお店の奥で作業されているようで「気になるものがあれば声かけてくださいね~」という感じで声をかけてくださり、おかげでじっくりと商品を見ることができました。購入する際にも、「ここの庭からとれた土を使ってるんだよ~」と教えてくださって、とてもよかったです。
西表焼青烽窯について
西表島でしか買えない島のお洒落Tシャツ
西表島に来る前から訪問することを楽しみにしていたA PICTURE BOOKさん。こちらのお店は2006年に「図鑑を着る」をコンセプトにスタートしたお店で、西表島に生息する生き物たちをTシャツのモチーフとして販売しています。新石垣島空港の中にあるお土産屋さんでもA PICTURE BOOKさんのTシャツを取り扱っているので購入することができますが、空港にはないサイズや色など種類も豊富に取り扱っていたり、本店限定のTシャツやアウトレット商品も販売していました。Tシャツのモチーフになっているのは、イリオモテヤマネコ、シロハラクイナ、カンムリワシ、セマルハコガメ、ヤシガニ、ヤエヤマアオガエルといった西表島にいるとよく出会える生き物からなかなか出会うことができない生き物まで丁寧に描かれています。色味もナチュラルな生成色で素材はコットン100%、着心地もよくて何度着用してもヨレないしっかりとした作りになっている点も気に入っているポイントです。どのデザインも素敵で迷いに迷ったあげく、家族3人でイリオモテヤマネコTを購入しました。次また西表島に行くことがあれば、もう一枚違う生き物のTシャツを買い足してみたいです。
A PICTURE BOOKについて
島民も旅行客も御用達スーパー八重
食品や日用品がなんでも揃うスーパー八重さん。お昼ごはんを求めていくと、島らしいものがたくさん!今回はじゅーしーのおみぎりと島らっきょうの浅漬けを購入しました。暑さでくたくたの身体に島らっきょうのシャキシャキ食感、程よい塩味とうまみが染み渡りました。あまりの美味しさだったのでお店の方に食べてすぐに感想を伝えると、この島らっきょうを作っている島のおばぁを紹介してくれました。おばぁを訪ねていくと島らっきょうや手作りの塩、島バナナなど購入することができました。島バナナは普段スーパーで見かけるフィリピン産のものよりも、丸っこいフォルムで甘いのに後味がすっきり、何本でも食べられそうな感動的な美味しさでした。バナナがこんなに美味しいなんて知らなかった!これが日常的に食べられる島の人々はなんて幸せなんだろうと感じました。
スーパー八重について
西表島の島内にある無人販売について
灼熱の暑さの中を歩いていて出会う無人販売はオアシスのような存在でした。島内にはいくつか無人販売があり、しかも結構な頻度で現れます。置いてあるのは、島バナナ、キーツマンゴー、島レモン、グァバ、シークァーサー、ライム、パパイヤ、など島らしいラインナップ。フルーツの横には小さな冷凍庫も置いてあり、中を覗くとパイナップル100%のアイスキャンディーがありました。しかも、ピーチパイン、島パイン、サンドルチェ、ホワイトココ、というパイナップルだけで4種類もある驚き、さすが西表島です。バナナで栄養補給したり、パイナップルアイスでクールダウンしながら次の目的地を目指す島散歩はとても楽しかったです。今回は日帰りの西表島でしたが、次回は西表島に連泊してサイクリングや散歩を充実させて、直売所のパイナップルアイスもいろんな種類を食べ比べてみたいなと思いました。
日帰りでも魅力をたくさん知れた西表島
初めての西表島は、バスと徒歩移動をメインに探検しましたが朝から夕方までの滞在でも十分に楽しむことができました。目的のひとつであったイリオモテヤマネコは見つけることができませんでしたが、次回訪問の際には宿泊をして探してみたいと思います。徒歩移動だからこそ、道端に咲く普段見ることのない珍しい亜熱帯の植物を間近で観察することができたり、直売所を巡ることができて、その点はよかったです。野生のバナナが生えている点も西表島らしい風景でいいなと思いました。写真は今回の旅で見つけた西表島の植物です。これ以外にもたくさんの色とりどりの花々が咲いていました。みなさんもぜひ西表島の自然を満喫しに行ってみてください。