八重山へ行ってきました
いきなり冬の扉が開いたかのような東京。
寒いの嫌いです。・・・という訳で、11月上旬に八重山へ行ってきました。
初日はウォーミングアップで那覇に宿泊。三線と生歌、そして琉球料理を満喫した翌朝…
翼の先端でイリオモテヤマネコが踊る飛行機で石垣島へ飛び
まずは腹ごしらえ。
石垣島のフェリーターミナルで、沖縄のおにぎり『ポーク玉子』を購入。ハワイで食べられているスパム握りが原型といわれており、戦後アメリカ文化が身近にあった沖縄では昔から馴染みのある食べ物なんだそう。
玉子の厚さが選べたので、インパクト大なサイズを選択。玉子は薄味ですが、ポークの塩味とのバランスが良くペロリといけちゃいました。
数日前に突如発生した台風26号の影響で風がやや強く、波照間島や西表島の上原港へ向かう船は終日欠航。西表島の北側にある上原港へ向かう航路は、風の影響を受けやすいようです。
我々が目指すのは島の南東に位置する大原港。
船の両脇や後方で弾ける白波が海の青さを引き立て、テンションが上がります。午前中の時点で気温は25度。風が止まるとじっとり汗ばむ感。でも寒い東京から来た身には、それが嬉しかったりします。
お~りと~り(ようこそ)西表島へ!
西表島に鉄道はありません。路線バスはありますが、運行は1日4本なので、観光利用にはチョッとハードルが高い。日帰りで効率よく島を回るには、旅行会社のツアーに参加するか、レンタカーの利用がオススメです。大原港近くには複数のレンタカー会社がありました。
海岸沿いにはマングローブ林が広がっていたり…。
何かを見ようとしなくても、南国を感じるあれこれが視界に飛び込んできます。
こちらはマングローブの種。いや、赤ちゃんというべきなのでしょうか。緑の部分が長く伸び、ある日ポトンと落花。水際の柔らかい部分に刺さり、そこからマングローブが育っていくんだそう。
西表島から水牛車に乗って由布島に渡ったり
人気(ひとけ)のないトドゥマリの浜で遠くを眺めてみたり。
そんなこんなでお昼過ぎ。レンタカーで上原港の近くを走っていた時のこと。後部座席でぼんやり外を眺めていたワタクシ。初めて来た場所なのに、通り過ぎた建物を見たことがあるような気がして‥‥
近くで昼食をとることになったので、駆け足で先程の場所に戻ってみました。緑に覆われかけたカラフルな看板。そこには「ロビンソン小屋」の文字。
西表島・・・ ロビンソン小屋・・・ そしてこの風景‥‥
こっ、ここは・・・⁉
「水曜どうでしょう」に登場したあの場所ではなかろうか。うん、そうだ違いない!
「水曜どうでしょう」ご存じですか?
1996年に北海道ローカルでスタートした深夜のバラエティ番組で、大学生だった大泉洋さんがレギュラーとして出演。大泉さんが全国区へと飛躍するきっかけとなった出世(問題?)作です。
レギュラー放送の終了後、2002年に特番として放送されたのが「激闘!西表島」シリーズ。そして、西表島を訪れた『どうでしょう御一行』を案内した現地コーディネーター。それがこのロビンソンさんだったのです。
当初、番組の目的は西表島の虫でした。しかし「それじゃあ面白くない!」とロビンソンさんが一刀両断。ご自身がおすすめするアクティビティを一方的に案内したものの、案内した先で目的の生物は見つからず。時間を忘れ深夜まで大泉さん達を振り回すロビンソンさん。西表島シリーズの主役は、大泉さんではなくロビンソンさんだったと言っても過言ではありません。
「水曜どうでしょう」公式HP
などと懐かしい思いにひたりつつ、建物の写真をとっていたら、正面の扉がギーッと開き・・・
伝説の男、ロビンソンさんが現れました!
たまたま通りかかった「水曜どうでしょう」のファンであることをお話しすると、「おうおうおう」と快く応じてくださり、お店の中へと案内してくれました。
「水曜どうでしょう」にロビンソンさんが登場したのは23年前。年齢を重ねたところはあれど、そのサービス精神は当時と変わりません。80歳を超えた今でも、現役のガイドとしてお客様をご案内しているからでしょうか。
店内には「水曜どうでしょう」とタイアップした(のか?)バッジやTシャツ類があれこれ並んでおりまして。バッジを2個購入しました。
バッジを入れてくれた紙袋にはロビンソンさんのスタンプが。そうそうそう、23年前はこんな雰囲気でした。当時のロビンソンさん、57歳なんですね、今の私と同じ年。なんだか感慨深い。
そろそろ仲間の所に戻らねばなりません。
「今も釣りやカヌーのガイドしてるから次回はぜひ参加してね」と見送られ、超・個人的な感動の出会いは THE ENDとなりました。
「水曜どうでしょう」はマニアックなファンが多いので「激闘!西表島」もDVDで発売されています。若かりしロビンソンさんの雄姿を見たい方はぜひ。
「ロビンソン小屋」の公式HP
エピローグ
水牛車で渡った由布島で見つけました。
東日本大震災の9年後、浜に流れついていたんだそう。ブーゲンビリアが咲く南国の小径を歩きながら、緑の真珠と呼ばれる気仙沼大島を想いました。
「休暇村気仙沼大島」の公式HP