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2021.01.15

朝ドラ「おかえりモネ」の舞台は気仙沼 ホテルの「光の空間」

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スタッフ名:矢津田

ジェームズ・タレルが作り出すアート 「光の空間」について

私の好きな、「光と空間」をテーマにしたアーティスト、ジェームズ・タレルの作品について、
体験談などに少しお付き合いください。

金沢21世紀美術館のブルー・プラネット・スカイ

金沢21世紀美術館を代表する作品といえば、プールの中から水面を見上げることができる「スイミング・プール」という人も多いと思います。私が一番好きな作品は、無料エリアにある「ブルー・プラネット・スカイ」です。

「タレルの部屋」とも呼ばれている空間で、天井が正方形にオープンになっており、その正方形のフレームを通し空の変化を感じる作品です。切り取られた、穴の開いた部分のエッジに厚みがなく、フレームとそのはるか先にある空、宇宙がフラットに感じます。錯覚を起こすように意図して造られているのだと思います。
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直島の「地中美術館」にも同じような空間があります。「オープン・スカイ」です。いずれも、ジェームズ・タレルの作品で、「ブルー・プラネット・スカイ」は写真撮影ができますが、「オープン・スカイ」は撮影禁止です。
直島には、この他にも3つのジェームズ・タレルの作品があります。地中美術館の「アフラム、ペール・ブルー」「オープン・フィールド」、家プロジェクトエリアの「南寺」ですが、いずれも光による目の錯覚を意識した作品です。

この2つ美術館は建物自体もアートです。建築家にとってのノーベル賞と言われるプリツカー賞を受賞している建築家の設計で、金沢21世紀美術館は妹島和世+西沢立衛/SANAAの設計、地中美術館は安藤忠雄の設計です。

ジェームズ・タレル

金沢21世紀美術館

地中美術館

宿泊できるジェームズ・タレルのアート「光の館」

宿泊できるジェームズ・タレルの作品が「大地の芸術祭」が開催される、新潟県の十日町市にあります。
第1回「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ」(2000年)で生まれたものです。

「光の館 - House of Light」といいます。
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天井を開閉できる和室「アウトサイドイン」
建物には和室が3部屋ありますが、そのうち1部屋の天井が「ブルー・プラネット・スカイ」のようにオープンになっており、スライド開閉式になっています。私が宿泊した日は、秋晴れの日で、雨も降らず、自由に開閉することができました。天窓のようにガラスが入っているわけではないので、雨や雪の日は開閉できません。
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日没と日の出限定の「光のアート」
この和室では、日没と日の出の時間に合わせた40分間、光のプログラムがあります。
【日没のアウトサイドイン】 青い空と白い雲の時間から暗闇へ
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【日の出のアウトサイドイン】 月が沈み、空が白み、夜明けへ
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ジェームズ・タレルは、この場所に「瞑想の館」をつくってほしいと依頼されたようです。

日没前後と日の出の時間は、畳に寝転がり、アウトサイドインに映し出される空をじっと眺めていました。フレームの中の空も変化し、フレームの色も変化していきます。内と外の境界がわからなくなり、フレームと空が一体となるような錯覚、感覚になっていました。

光の館

休暇村気仙沼大島の「光の空間」

休暇村気仙沼大島はロの字型をした建物で、建物に囲まれた中庭があり、1階のロビーはこの中庭に向かって開放されています。また、2階には天井が開放された、半露天のバルコニーがあります。2020年4月、休暇村気仙沼大島はリニューアルオープンしましたが、この二つの空間を最大限に活かすというコンセプトでリニューアルを行いました。
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中庭 Kesema灯 流れゆく雲や、暖炉の灯りを眺めて過ごす
中庭から上を見上げると、まるで額縁で切り取られたような空が広がります。縁側で陽だまりに包まれのんびり空を眺めたり、読書をしたりと楽しみ方は様々。暖炉に火が灯り幻想的な光と、夜空に輝く月は格別な空間となります。
Kesema(ケセマ)・・・「気仙沼」古くは「計仙麻」と書かれていたそうです。
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バルコニー 宙見 中庭とつながったオープンエアーのバルコニー
ブックラウンジに隣接されたオープンエアーのバルコニー。ブックラウンジからドリンクを持ってバルコニーでほっと一息。空を見上げると雲の流れや月の輝きを感じられます。中庭への階段を降りて縁側でのんびり過ごすのもおすすめです。
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気仙沼がNHKの連続テレビ小説の舞台に

気仙沼は2021年度上期の朝ドラの舞台になります。主演は、いま最も注目される若手女優のひとり清原果耶さんです。私が見た映画だけでも「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「ユリゴコロ」「愛唄ー約束のナクヒト」「ちはやふる -結び-」「宇宙でいちばんあかるい屋根」と、すごい出演数だと思いますが、特に「ユリゴコロ」の役はインパクトがありました。

震災から10年、仙台と八戸をつなぐ日本最長の無料高速道路「三陸沿岸道路」も2020年度中に全線開通予定!
復興いちじるしく、アクセスも便利になった気仙沼にお越し頂き、気仙沼大島大橋開通で陸続きになった大島のホテル、
休暇村気仙沼大島の「光の空間」をご体験下さい。

2021年4月からの連続テレビ小説「おかえりモネ」

休暇村気仙沼大島