3万6000年前の溶岩跡の渓谷を歩く~佐ケ野川遊歩道~
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スタッフ名:関谷
佐ケ野川遊歩道
河津町の川津筏場、三養院付近に、佐ヶ野川に沿って遊歩道がきれいに整備されており、きれいで水量の多い渓谷沿いを気軽に歩くことができます。
この遊歩道沿いでは、約3万6000年前の噴火で鉢ノ山から流れ下ってきた溶岩の上を流れる佐ヶ野川と溶岩が冷え固まる際にできる柱状節理が美しい景観を作り出しています。
道路沿いに無料の駐車場もあり、ちょっとしたお散歩には最適です。
途中には伊豆らしくわさび田も見ることができますよ。
三養院の滝
遊歩道に入ってからすぐ、14号線の道路のほぼ真下にある滝です。滝上から見るかたちになりますが、柱状節理の間を滝が落ちているのがよく見えます。滝の大きさと比べても非常に大きな滝壺では、大ウナギがとれたそう。
民家も近くにあるのですが、遊歩道に入ると大きな木や大きな岩、竹林など景色しか見えず、清流の流れと音だけに包まれて、とても気持ちよく歩けます。
いたるところから、流れてくる支流が佐ケ野川に集ってきます。滝?と川に挟まれた橋を通るところは、天然水のコマーシャルに使われそうな雰囲気です。歩道の入口もわかりやすくなっています。ちなみに三養院方面に行くには道路に出たら右に進みます。(鉢の山と逆方向です)
今回のルート
今回のルートは明るい赤の点線です。距離は約2キロ、ゆっくり歩いても1時間かかりません。
アップダウンも少ないですし、帰りは同じ道でも三陽院経由(こちらは舗装道路)でもよいと思います。
現在地(駐車場)→ 佐ケ野川渓谷遊歩道 → 佐ケ野川渓谷遊歩道入口 → 三養院 → 現在地(駐車場)