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2022.05.16

朝ごはんレポートvol.3~玄界灘の朝ごはん・休暇村志賀島~

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スタッフ名:阿久津

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休暇村の「朝ごはんレポート」とは?

3月より連載で紹介しているこのコーナー。
全国の休暇村のうち1か所をピックアップし、朝食ビュッフェのコンセプトや食材へのこだわり、推しメニューなどを休暇村にインタビュー、皆さんに届けするコーナーです。今回は、福岡県にある休暇村志賀島の「朝ごはんば食べんね!」

まずは、志賀島(しかのしま)の場所からご紹介

なんと、福岡市内からわずか45分
志賀島は、福岡県福岡市東区、博多湾の北部に位置し、海の中道と砂州によって陸続きになった陸繋島(りくけいとう)です。なんといっても、漢委奴国王の金印が発見された場所として有名ですが、金印だけでなく、島内には各所に万葉歌碑が点在する他、古代日本の大陸・半島への海上交易の出発点として歴史的に重要な位置を占めていた島でもあります。
志賀島は博多湾の北部に位置し、海の中道と陸続きの陸繋島です。全長約8 km、最大幅約2.5 kmの巨大な砂州で、この砂州の北は玄界灘、南は博多湾となっています。
福岡市が世界に誇る、国宝「金印」。後漢の光武帝が委奴国王に与えた印だと言われています。江戸時代、ここ志賀島(しかのしま)で農作業中に偶然発見されました。近くで発見されたことを記念した金印公園です。
休暇村志賀島は目の前が海のロケーション
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福岡市内からわずか45分、目の前が玄界灘のビーチサイドリゾートで、全室オーシャンビューのホテルです。少し早起きした朝は海まで散歩して、波と戯れたり、波打ち際のチェアリングで海風浴も楽しめます。

 

 
浴衣のまま浜辺を散策
波打ち際でチェアリング
程よくお腹もすいてきたら、美味しい朝ごはんが待っています!

朝ごはんのテーマは「体にやさしい新鮮素材をたっぷり」

陽の光が射す明るいレストランには、~体にやさしい新鮮素材をたっぷり~をテーマに、新鮮な野菜に季節のくだもの、朝から海の幸を味わえる海鮮丼や浜汁が並びます。
沢山の料理に目移りして困る人続出!
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どんな料理が並んでいるのか、まずは全体を一度リサーチ。「これとあれは絶対食べる!」と決めるのもビュッフェを美味しく楽しく食べるコツ!
今回は、その料理の食べ方や味のポイントを伺いながらご紹介します。
 

休暇村志賀島の朝ごはん コンセプトは「やさしさ」  

橋口総料理長の「こだわり」を伺いました
旅の「朝」には、体にいいものを沢山摂ってリフレッシュしていただきたいとの思いで「やさしい味」をたくさんご用意しています。また「ここには新鮮な魚を食べにきた」という声にお応えしたく、海鮮丼も始めました。
休暇村志賀島の朝ごはん 一番人気は「朝から海鮮丼」
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「せっかく福岡に来たのなら、朝も海鮮をたっぷりお召し上がりいただきたい!」という総料理長の思いから登場した大人気のメニュー。
「博多の辛子高菜」「山芋とろろ」「葱」「めかぶ」「博多明太子」「刻みのり」「錦糸卵」の他に、海鮮具材としてその日の新鮮なネタが3種類並びます。さわらやカンパチ、マグロ、鯛、ブリ、鰹、細イカなどなど、今日は何が並んでいるかワクワクです。
他にも人気の博多ご飯
「あご」と「明太子」が遭遇「あご出汁明太とろろ掛けごはん」
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「あご」とは、海の上を勢いよく飛ぶ「トビウオ」のことで、九州では馴染みが深く欠かせない「あごだし」として知られています。上品ですっきりとした甘み、深いコクとエグみの少ないうまみたっぷりの出汁がとれるそうです。
 
おすすめの食べ方は
「あご出汁」と「明太子」と「とろろ」を絶妙の配分でかけ合わせました。お好みで刻みのり、ゴマ、ネギ、さらに「追い明太子」しても美味しく召し上がれます。
今度は「あご」が「カレー」と遭遇「あご出汁香る和風カレー」
味のポイントは
香ばしい風味が香る「あご出汁」でじっくり煮込んだ、旨味とコクがたっぷりの朝カレーです。朝にぴったりの深みのあるやさしい味に仕上げました。
玄界の磯薫るミネラルたっぷり健康お粥
おすすめの食べ方は
志賀島特産の「弘わかめ」に玄界産のあかもくなど、磯の香りと風味が味わえる一品に仕上げました。お好みで藻塩やオリーブオイルをかけてお召し上がりいただくのもおススメです。
福岡県産白ごはん
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味のポイントは
お米はコシヒカリにもひけをとらない福岡県産の「夢つくし」。艶やかな光沢とふっくらもちもちとした食感に炊き上げています。明太子をはじめ、地元で作ったお漬物や佃煮、温泉卵、豆腐、納豆など「ごはんのお供」もたくさんご用意しています。
玄界灘の漁師のまかない飯「浜汁」
味のポイントは
旬の野菜と地魚にアサリなどを味噌味で仕上げた磯の香りが漂う漁師汁です。
福岡 博多の郷土料理もたっぷり
かねふくの明太子
総料理長の思い
一番美味しいと思った「かねふくの明太子」。博多で長く愛されている味で、美味しいものをお召し上がりいただきたい一心で仕入れています。
博多名物「おきゅうと」とは?
博多の朝ごはんにはかかせない一品。海藻を干して煮出して固めた食物で、弾力がありもっちりとしている独特の食感です。味付けは生姜醤油や酢味噌、和風ドレッシングで食べると「おいしいっちゃんねー」。
みんな知ってる「筑前煮」
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具材を「油で炒めてから煮る」という作り方が、筑前地方(福岡県の北部・西部)独特のものであったことが、名前の由来だとされています。「だいこん」「れんこん」「こんにゃく」「にんじん」「チキン(鶏肉)」といったように、名前の中に「ん」がつく食材が使用されており、「運」がつく縁起の良いものと考えられています。(チキンは蛇足です、スミマセン)
フレッシュメニューで1日を快適に
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おすすめのポイント
美容や健康にいいといわれているドリンクをご用意しました。朝の気分や体調に合わせてお選びください。

フルーツビネガー
「酢」にフルーツ果汁やはちみつなどを組み合わせて、とっても飲みやすい2種類のフルーツビネガーをご用意しました。
「はちみつ&黒酢」
黒酢、リンゴ酢、梅果汁にはちみつを加えたとっても飲みやすいビネガードリンクです。
「ぶどう&ベリー」
りんご酢とぶどう果汁に、3種のベリー果汁をミックスしたフルーティーなビネガードリンクです。
フレッシュジュース
採れたて新鮮野菜と季節の果物を丸絞り。食物繊維、ビタミンB群がたっぷりです。

パンケーキにもピッタリ「果物ジャム」
志賀島JA女性部の「かつま金印工房」では、地元のフルーツを使ったジャムを手作りしています。約30年前に「村づくり若妻会」としてスタートして以来、ずっと一緒に島のジャムをつくり続けています。添加物を一切使わず、志賀島勝馬(かつま)産の果物100%で作られており、「甘夏ママレード」「あまおうジャム」珍しい「すももジャム」などがあります。金印のスタンプが押されている志賀島ならではの逸品です。
 

旅の楽しみ「食べ歩き」

旅の楽しみはの一つは食!その土地それぞれの名物を目的に旅する方も多いです。初めての街や観光スポットで食べ歩きしながら旅を楽しみたいもの。次の目的地でも「食べるモノ」が決まっている方には…!
少し食べ過ぎたときには「サイクリング」がおすすめ
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少し腹ごなしをしたい方には、サイクリングもおすすめ。志賀島の中には自転車屋さんもあり、レンタルもできます。
「風を切って行くわよ!」

いかがでしたでしょうか、休暇村志賀島の朝ごはん。
次回の休暇村朝ごはんレポもお楽しみに!!
 

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