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2022.03.10

朝ごはんレポートvol.1~おいしい日光グルメが満載!~

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スタッフ名:小田桐

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朝ごはんレポートとは!?
ホテルステイで楽しみな時間と言えば、朝ごはんを挙げる方も少なくないはず。もちろん私もその一人(挙手!)

全休暇村の朝ごはんリニューアルからまもなく1周年を迎える今、朝ごはんが一体どのように生まれ変わったのか、その全貌をわかりやすくご紹介するのが「朝ごはんレポート」。
記念すべき第1回目の今回は、休暇村日光湯元の朝ごはんに密着しました。

「朝ごはんのコンセプト」「食材へのこだわり」「こだわりのメニュー」「おすすめの食べ方」を軸に朝ごはんの魅力と推しポイントを余すことなくお届けします。ぜひ、宿泊前のご参考にチェックしてみてください。
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コンセプトは「身体の調子を整える栃木の朝ごはん」
朝の時間が充実していると、一日のスタートダッシュがうまく切れたような気がしてしまうほど、朝の過ごし方は大切だなと個人的には思います。
普段は時間をかけずにいかに早くエネルギー補給できるかで生きている忙しい方、朝ごはんを食べる習慣がない方、そんな方にこそ休暇村の朝ごはんをぜひ体験していただきたいです。

「身体の調子を整える栃木の朝ごはん」をコンセプトに掲げる休暇村日光湯元では、和と洋のお料理をビュッフェ形式でご用意しています。おいしいだけではなく、食べて身体の中から整えていけるなんて、朝ごはんを愛する者としてこれほど嬉しいことはありません。
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栃木の厳選食材
休暇村日光湯元は標高1480mの高い山の上に位置しているホテルのため、食材を山の上に運んでくるのもなかなか大変なことだったりします。それでも、栃木近郊の厳選食材を基調としたお料理を召し上がっていただきたいという、料理長のこだわりのもと出来る限り地元の食材を多く取り入れています。フードロスが社会問題にもなるほど今の世の中はあらゆる食べ物が溢れ、ジャンクフードや食品添加物の入った食べ物も当たり前のように目にするようになりました。それらを食べること自体は悪いことではないですが、一生付き合っていく自分の身体のためにも、出来る時だけでも、身体に喜ばれる食材を積極的に摂取していきたいなと個人的には思っています。
ここでは休暇村日光湯元がどのような素材や食材をご提供しているのかご紹介していきます。
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POINT1 毎朝手づくりできたて豆腐
日光のおいしい水を使ってできた手作り豆腐は、起きたての身体にも優しく寄り添ってくれる味となめらかな食感です。できたてのプルンとしたお豆腐からもくもく上がる湯気からはほんのり大豆の香りが漂います。
POINT2 栃木で育った地養卵(大田原産)
地養卵とは、ヨモギや海藻の粉末を使用した飼料(地養素)で育てられた、鶏から生まれた卵のことです。黄身は濃くて甘みが強いのが特徴で、ヨモギなどを使用しているためくせのない食べやすい味になっています。
POINT3 大嘗祭献上の銘柄米「とちぎの星」
日本人の心とも言える白米。2014年に誕生した「とちぎの星」は大粒でさっぱりとした甘さです。
POINT4 「しもつかれ」「たまり漬」「しそ巻き唐辛子」
しもつかれとは、鮭の頭、豆、根菜を酒粕で煮込んだもの。たまり漬は、味噌を作るときにできる上澄み(たまり)に野菜を漬けたもの。しそ巻き唐辛子は、塩漬けの唐辛子を紫蘇で包んだもの。肩を並べる名脇役たち。
POINT5 卵・乳製品・砂糖不使用パン
栃木県産の小麦粉や天然水、蜂蜜を使用したお食事パンは、日光市内のパン屋さん「brivory」に作っていただいています。食パン専門店ですが休暇村日光湯元仕様で特別に提供していただいています。
POINT6 日光の水と空気
奥日光へ来た方しか味わえない新鮮でおいしい日光の水と空気。今ならなんと無料!どなたでもお好きなだけお召し上がりいただけます。
\こだわりの朝ごはんを一挙に大公開/
厳選食材にひと手間かけたお料理が並ぶビュッフェライン。普段は朝ごはんを食べないという友人をこの日は少し早めに起こして、一緒にレストランへと向かいました。さっきまで眠そうにしていたのが嘘のように、手にはしっかりとお盆とお皿をセッティング。席に着くと、テーブルの上にはお盆の上にも乗りきらなかったお料理が並べられ、満足そうにしていました。さっきまでの眠そうな顔はどこへ行ったの?朝ごはん食べない派と言っていたのは誰だっけ...?そんな眠気も覚めるような朝ごはんのラインナップをご紹介していきます。
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メニュー1 幸せの豆乳フレンチトースト
フレンチトーストといえば、卵や牛乳が入ったものにパンを浸して一晩置いて、焼き上げるというホテルの代名詞ともいえる一品ですが、こちらでは日光らしく豆乳に浸してパンを仕込みます。豆乳を使用したことで食べたあとも重くなく、ペロリと完食することができます。また、出来立てにもこだわっているため、ご注文いただいてから料理スタッフがオープンキッチンで焼き上げてフルーツや手作りカスタードクリームをトッピングしてくれます。カスタードクリームも栃木の地養卵を使用したもので、濃厚なのにさっぱりとした後味と優しい甘さです。お食事風に召し上がりたい時には、サニーレタスやロースハムをトッピングし、いちごドレッシングをひと回しするのもおすすめです。
メニュー2 栃木の地養卵を使った卵かけごはん
先ほどの厳選食材でもご紹介した「栃木の地養卵」を使った卵かけごはん。素材本来の風味を感じるには卵かけごはんとして召し上がっていただくのが一番です。実は、お醬油にもこだわっています。ここでは「日光たまり醤油」を置いています。日光たまり醬油とは、蒸した大豆に麹を加えてお味噌を作る際に、その上澄みにできるお醤油のことです。甘口なので卵かけごはんには抜群の相性です。ごはんと卵と日光たまり醤油だけでも完璧ですが、ここに湯波チップやしそ巻き唐辛子を添えるとまたアクセントになります。
メニュー3 日光の湯波や厚揚げを使ったお料理
日光らしく大豆や豆乳を使用したお料理も充実。湯波ときのこの和え物、湯波と油揚げの芋がら煮、油揚げ大根、など朝ごはんは和食派という方も大満足のラインナップ。全て優しい味付けになっているのも嬉しいポイントです。ついつい食べ過ぎてしまう旅行中もヘルシーで身体に優しい朝を迎えられます。
メニュー4 豆にこだわる宇都宮「ブラジルコーヒー」と「豆乳」
コーヒーの種類は「スペシャリティブラジル」と言い、アメリカスペシャリティコーヒー協会の審査で高得点を獲得した豆にのみ与えられる称号で、まろやかで芳醇なコクが特徴のコーヒーです。食事会場での目覚めの一杯にはもちろんのこと、食後にお部屋でゆったりと飲みたいという方にはテイクアウトカップもご用意しています。

他にもフリードリンクのコーナーには、日光のおいしい水、野菜ジュース、フルーツジュース、牛乳、日光らしく豆乳も並んでいます。ドリンクコーナーまでも抜かりないです。
メニュー5 brivoryによる休暇村オリジナルパン
こちらも先ほどご紹介した、brivoryと休暇村日光湯元共同開発のお食事パンです。栃木県産の希少な小麦「ゆめかおり」と日光の天然水「日光のけっこう水」をベースに、小麦本来の豊かな甘みとうまみを最大限に引き出したパンに仕上がっています。brivoryさんは高級食パンの専門店のため、本来は食パン以外を販売していませんが、休暇村日光湯元だけのために特別にお食事パンを作っていただいています。改良前はやや硬めの食感で大きめだったパンを、休暇村日光湯元の料理長と相談した上で"朝でも軽く召し上がっていただけるように"と軽めの食感でやや小ぶりにしたのもポイントです。お味は「大麦パン」「全粒粉」「ごま」の3種類です。そのままでも十分おいしいですが、塩とオリーブオイルで召し上がっていただくのもおすすめです。
メニュー6 栃木県産のフルーツシロップ
実は関東を代表するフルーツ王国な栃木。ヨーグルトと一緒に食べたいジャムやシロップももちろん栃木のフルーツを使用したもの。「日光のブルーベリー」「宇都宮の柚子」「栃木の梨」と常時3種類。栃木と言えば全国的にもいちごが有名ですが、適度な雨量と寒暖差のお陰で色んな種類のフルーツが採れるそうです。
メニュー7 サラダや副菜も充実
野菜は新鮮な生野菜から蒸し野菜でのご提供、卵料理も生卵・卵焼き・スクランブルエッグ・温泉卵とバリエーション豊富です。鮭や鯖の焼き魚からロースハムやソーセージをなどお肉製品まであります。
食事をさらにおいしくする景色
私はこれを勝手にごちそう景色と呼んでいます。
色とりどりのビュッフェラインもある意味絶景ですが、窓の外の景色に自然と目が向きます。レストランはどこの席に座っても外の景色が楽しめるような設計になっています。
運が良ければ、野生動物たちを観察しながら一緒に朝ごはんも楽しめます。
こんなつぶらな瞳で見つめられるのでちょっと食べにくいですが...(あげないよ)
(あげないってば~)
休暇村日光湯元 猪亦料理長
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「日光という土地だからこそ、この料理が食べたい」というお客様のご要望にお応えし、食材本来の魅力を引き出す。手間を惜しまない調理法によってこれらのお料理の一つ一つが生み出されてきました。料理長自ら、いちご農園に足を運びいちごのコンポートを作るなど、そのフィールドは多岐にわたります。目にも愉しく、口福な休暇村日光湯元の朝ごはんは、料理長を筆頭に7名の料理スタッフによって手掛けられています。
名建築家によって設計されたホテル
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1994年に建てられた休暇村日光湯元。お客様からは「暖炉もあって素敵」「不思議な造り」といったお声をよくいただきます。なぜ不思議な造りなのかと言いますと、建物自体は3階建てなのに正面玄関からみると1階建てに見えるからです。(建物の裏にまわるとちゃんと3階建てに見えます。)

この設計を手掛けたのが清家清(せいけきよし)先生です。清家先生の「ホテルの建物が日光の自然にも溶け込むように」「お客様が滞在中どこにいても窓の外の自然に目が向くように」という考えのもと、現在のような造りの建物が誕生しました。

さて、今回の朝ごはんレポートはいかがでしたでしょうか。
日光らしさ満点の朝ごはんを、ぜひ景色とセットでお楽しみいただけたら嬉しいです。
日光で素敵な一日の始まりを迎えられますように。

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