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2020.06.01

初夏の紀伊半島を満喫!おすすめポイント5選♪

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スタッフ名:瀬川

旅好きスタッフが選ぶ 紀伊半島・5つのお薦めポイント

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世界自然遺産に登録されている北海道の知床半島や、同じ世界遺産でもこちらは文化遺産の一部を構成する九州は島原半島など、日本各地に数ある半島。

さて、今回お伝えするのは、近畿地方の三重県・奈良県・和歌山県にまたがる紀伊半島。旅好きスタッフが自信を持ってお薦めする5つのポイントをご紹介します。

これを読んだら、次回の旅行はガイドブックいらずかも!?
-目次-
1.お薦めポイント1 大門坂・那智大社・那智の滝
2.お薦めポイント2 熊野本宮大社
3.お薦めポイント3 瀞峡(どろきょう)
4.お薦めスポット4 高野山
5.お薦めスポット5 明日香村
6.最後に
1.お薦めポイント1 大門坂・那智大社・那智の滝
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大門坂・那智大社・那智の滝は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に点在しており、いずれも「紀伊山地の霊場と参詣道」として、ユネスコの世界文化遺産に登録されています。

~大門坂~
日本三大古道の一つ、熊野古道を通る大門坂は、熊野詣で栄えた当時の面影を特に美しく残しており、聖地「那智山」へと全長約600メートル、高低差約100メートルの石畳が続きます。
古の関所跡や霊場への入り口といわれた「振ヶ瀬橋(ふりがせばし)」、登り口にそびえる樹齢約800年の「夫婦杉」などが、参詣者を出迎えます。
かつて坂の到着地点に大きな門があったことから、「大門坂」と呼ばれています。
古来より、多くの参詣者たちを受け入れてきた熊野古道。大門坂は、その面影をもっとも色濃く今に残している場所です。

~那智熊野大社~
熊野速玉大社・熊野本宮大社とともに熊野三山と呼ばれ、古来より多くの人々の信仰を集めた熊野那智大社は、那智山青岸渡寺とともに熊野信仰 の中心地として栄華を極め、今なお多くの参詣者が訪れています。
463段の石段を登り、標高約500メートルに位置する社殿は6棟からなり、夫須美神(ふすみのかみ)を御主神としてそれぞれに神様をおまつりして います。夫須美神は伊弉冉尊(いざなみのみこと)ともいい万物の生成・育成を司るとされ、農林・水産・漁業の守護神、また縁結びの神様として崇められています。

~那智の滝~
那智山の奥山、大雲取山から流れ出る本流にいくつもの流れが重なり合い、ついには原生林を切り裂くように落下しているのがこの「那智の滝」です。
水柱は落差133m、銚子口の幅13m、滝壺の深さは10mの名瀑で、落差は日本一です。銚子口の岩盤に3つの切れ目があって、三筋になって落下し始めるところから、「三筋の滝」とも呼ばれています。

ここがオススメ!!
「地元ガイドの案内付きで、世界遺産を参拝しよう!」
地元「熊野・那智ガイドの会」のガイドスタッフによる、熊野古道や那智熊野大社、周辺史跡の説明を聞きながら世界遺産・那智熊野大社を参拝します。
地元スタッフならではの歴史トリビアや、明日誰かに話したくなるような“うんちく”など、つい聞き入ってしまいそうですが、お足元にはお気を付けくださいね。
2.お薦めポイント2 熊野本宮大社
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~熊野本宮大社~
熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に、古代より熊野巫大神が鎮座され、全国に4700社以上ある熊野神社の総本宮です。
周囲は豊かな自然に恵まれ、熊野連山の三千六百峰を形成する果無山脈を、縫うように流れる熊野川の中枢にして、熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心とされています。
御鎮座の年代は文献に明白ではありませんが、神武東征以前には既に御鎮座になったと云われており、社殿は崇神天皇65年(紀元前33年)に創建されたと『皇年代略記』や『神社縁起』に記されています。
その後、平安・室町時代と皇族や貴族のみならず、武士や庶民の間にも熊野信仰は広まり、「浄土への入り口」として多くの人々がお参りするようになりました。
浄土へお参りし、帰ってくるということは、死と再生を意味します。そのため熊野三山は「よみがえりの聖地」として、今なお多くの人々の信仰を集めています。

ここがオススメ!!
「語り部と歩いて熊野古道の歴史や文化を愉しもう!」
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産である熊野古道を、熊野本宮の語り部さんと一緒に歩きます。
いにしえ人の熊野詣の様子を思い浮かべ、いかにして熊野の歴史を受け継ぎ、後世に伝えられるてきたか、先人たちの気持ちに想いを馳せましょう。
また、熊野本宮大社のいたるところに見られる3本足のカラス。「八咫烏(やたがらす)」と呼ばれ、日本サッカー協会のシンボルとしても有名ですが、なぜ熊野本宮大社に八咫烏が多く見られるのか?サッカーとの関係は?などの、知れば納得のこぼれ話もお楽しみに♪
3.お薦めポイント3 瀞峡(どろきょう)
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~瀞峡(どろきょう)~
吉野熊野国立公園内の奈良県・三重県・和歌山県にまたがる国特別名勝の大峡谷。
その幽水美は古くから世に知られ、太古の自然のままの大峡谷に圧倒されてしまいます。
荒々しく切り立つ断崖と巨岩、静かな深い瀞の水は神秘的なコバルトブルーに澄みわたり不思議と心が落ち着きます。
風光明媚なこの地は現代人をここが日本であることを忘れさせ、ゆっくりと心に染みわたる感動を与えてくれます。
三国にまたがる声やホトトギス石碑瀞峡の荘厳な岩、澄んだ川、凛とした空気、川風が颯爽と心地いい、疲れた現代人におすすめの「大自然のリフレッシュ!」スポットです。

ここがオススメ!!
「ウォータージェット船で水面からの大自然を満喫しよう♪」
時速約40Kmで進む「ウォータージェット船」に乗り込み、巨岩・奇岩が並び、荘厳で美しい「瀞八丁」と呼ばれるエリアを巡ります。
寄り添うように並ぶ「夫婦岩」や、岩の亀裂にできた洞窟「寒泉窟(かんせんくつ)」など、見どころに近づくと「左に見えますのは…」と船内にアナウンスが流れ、乗務員の方が「みつけられましたか?」と、指をさしながら教えてくれます。
展望台などの高い場所から見下ろす景色とは一味違う、水面と同じ目線からの見上げるような圧巻の大自然が満喫できること間違いなしです。
4.お薦めスポット4 高野山
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~高野山~
高野山真言宗の総本山・金剛峯寺の所在地は、何と「和歌山県伊都郡高野町大字高野山132」!
さすがは開創1200年以上の歴史を誇る高野山。名称がそのまま住所に取り入れられています。
高野山とは、平安時代のはじめ、日本が生んだ偉大な聖人、弘法大師・空海によって開かれた日本を代表する真言密教の聖地で、比叡山・怖山と共に日本三大霊場のひとつに数えられています。
海抜1千㍍の山上に広がるこのお山は、東西約6km、南北約3kmの盆地で周囲を内八葉外八葉の峰々に囲まれ、蓮(はす)の華のような地形をなしております。
通常高野山と聞けばひとつのお寺もしくは山のように感じますが、実は117ものお寺が集まった宗教都市となっており、街の人口は約4千人、居酒屋や老人ホームまであるというから驚きです。

ここがオススメ!!
「お坊さんと一緒に特別な高野山を体験しよう!」
高野山の寺院にて修行や勤務経験があり、さらに高野山上に住んでいる方のご案内で、いつものお参りとはちょっと違う、特別な高野山をご案内します。
仏さまの示された戒めの教え(戒)を、阿闍梨さまから直接授かり法話を頂く「御受戒」と言われる修行体験や、「金剛峯寺境内案内人免許」をお持ちのお坊さんの説明を聞きながら、高野山の二大聖地と言われる「壇上伽藍」と「奥の院」を歩きます。地産の旬の野菜や高野豆腐、金山寺わさびなど高野山ならではの食材を使用した精進料理も楽しみの一つです。
5.お薦めスポット5 明日香村
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~明日香村~
奈良県高市郡に所在する明日香村は古くは飛鳥と表記され、6世紀から7世紀にかけての約100年間、都が置かれ、聖徳太子の「一七条憲法の制定」、中大兄皇子と中臣鎌足による「大化の改新」など、律令国家体制の礎が築かれた「日本のはじまりの地」とも言われています。
高松塚古墳、石舞台古墳をはじめとした歴史的遺産がある事などから、日本で唯一、村の全域が古都保存法の対象地域に指定されています。
また、平成から代わった新元号「令和」の出展となったことで大きな話題を集めた万葉集。明日香村のある奈良県内の各地には、万葉集ゆかりの歴史的風土・自然景観が多く残されています。

ここがオススメ!!
「歴史の舞台、明日香の里で万葉植物を使った草木染め体験をしよう!」
昔の自然が色濃く残っている明日香の地で、可能な限り古代の人々と同じ手法を用いて、染色体験をお楽しみいただけます。四季折々の草木を使って、季節を感じる様々な色合に染まった織物は、楽しい旅の思い出に、大切なあの人へのお土産にと、使い方はあなた次第です。
万葉集にも読まれた万葉植物の解説を聞きながら、古代の手法で草木染め。気持ちはすっかり飛鳥人!?

6.最後に

ここまでお読み頂き、ありがとうございました。
紀伊半島のオススメ、如何でしたでしょうか??

歴史あり、文化あり、自然あり、見どころ沢山の紀伊半島ですが、

・どうせ出掛けるなら、オススメ全部行きたいな!
・長時間の車の運転は少し自信が無いなぁ。。。
・お坊さんガイドって、どうやってお願いするんだろう??
・ホテルも一緒に予約しなきゃ!あちこち電話して大変だなぁ。。。

そんな感想をお持ちの方に是非ご紹介したいのが、『休暇村協会が企画・実施をする募集型の貸切バスツアー』です。
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