秋の景色が広がる信州
夏と秋が行きかうこの季節。信州では朝晩がだいぶ過ごしやすくなりました。赤いりんごが実り、田んぼでは稲が刈り取られ、そういった光景を目にすると、秋はたしかに近づいているんだなぁと感じます。旅行シーズンの到来に合わせて、今回は秋のドライブや散歩にもおすすめな安曇野観光スポットについてご紹介したいと思います。
安曇野といえば・・・?
安曇野といえば、みなさんは何が思い浮かぶでしょうか。雄大な北アルプスを望む田園地帯、その雪解け水を集めた清流の元に広がるわさび田、その上空を気持ちよさそうに飛ぶトンビ、日本の原風景が残る安曇野は散策しているだけで心に安らぎを与えてくれる気がします。
日本最大級45,000坪のわさび田
大正時代に開墾された大王わさび農場は、今もなお日本一の面積を誇るわさび田として平日・週末問わず多くの観光客が訪れます。観光客だけではなく地元の方がわんちゃんとのお散歩コースとして利用している光景もよく見かけます。
45,000坪という広大な敷地面積の園内は、たくさんの方が一度に訪れても人混みに揉まれることなくゆったりと散策ができ、入場料も無料のためドライブの途中に休憩として利用するにもちょうどいいと思います。
圧巻のわさび田を散策した後、園内のレストランを利用しました。こちらの名物はわさび丼です。わさびが丼の主役になるなんて安曇野に来るまで思いもしませんでしたが、すりおろしたての新鮮なわさびは香りが良く、癖になりました。何より、自分でわさびをすりおろせるのが楽しい!わさび丼にはまってしまい、後日自宅でも再現しましたが、材料はとてもシンプルなので、もしよろしければお試しください。ちなみに信州のスーパーでは当たり前のようにわさびが一本丸ごとで売っています。大王わさび農場はもちろんのこと、ツルヤという信州全域にあるスーパーでもお買い求めいただけます。
【わさび丼の作り方】
材料:わさび、茎わさび、刻みネギ、鰹節、刻み海苔
材料を白米の上にトッピングをして、最後にお醤油を少々かけるだけです。お出汁をかけてお茶漬けにしても美味しいです。
大王わさび農場について
ツルヤについて
海なし県で海の神様を祀る穂高神社
穂高神社の正確な建立時期は不明ですが平安時代まで遡ると言われています。日本アルプスの総鎮守とされ、登山家や自然愛好家によって崇拝されてきました。そんな穂高神社の主祭神は、穂高見命(ほたかみのみこと)、棉津見命(わたつみのみこと)、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の御三方です。穂高見命と棉津見命は親子関係だったとのこと。そして穂高見命の子孫(安曇氏)は北九州で海人族(航海や漁労で力をつけていった氏族)であったことから、穂高見命は海の神様として崇められていたそうです。この安曇氏が北九州から渥美半島や熱海など日本各地に散らばったため、現在でも「安曇野」のように海がない県にも地名として残っていると言われています。(諸説あるそうですが。)
そういうわけで、海なし県の長野県に安曇野という地名が残り、海の神様との繋がりが出たというわけです。毎年9月に開かれるお祭りで使われる山車が、船の形をしているのもこの地ならではですね。
ちなみに、穂高神社より車で5分のところに位置する北アルプス牧場直売店のソフトクリームが濃厚でとても美味しいので穂高神社と併せてぜひお立ち寄りください。私も3回は行きました。
穂高神社について
北アルプス牧場について
ディズニーランド3個分!? 国営アルプスあづみの公園
353ヘクタールという広大な園内は、安曇野らしい里山風景を再現したエリアと田園風景や山岳景観を楽しめるエリアの大きく2つに分かれています。353ヘクタールがどれくらい広いかと言いますと、ディズニーランド3個分がすっぽり入るほど。自然豊かな園内には野生動物たちが生息しており、運が良ければ出会うこともできます。季節ごとに花のイベントも開催しているので春にはチューリップ、夏は菜の花、秋は蕎麦やコスモスの花畑が広がります。
園内の至る所にベンチや四阿があるので、これから涼しくなってお出かけしやすくなったタイミングでお弁当を持ち込んでピクニックするにもおすすめです。屋内施設には、安曇野や信州に生息する淡水魚を展示したエリアもあるので雨天時も安心です。
国営アルプス安曇野公園について
たくさん歩いて疲れた足を癒す足湯
安曇野の民話である「八面大王伝説」にちなんで作られたこちらの足湯は、壁面に八つの大きな顔があり、それぞれ喜怒哀楽を表現しているのだそうです。八面大王に関する民話は実はいくつか残されており、「八面大王は村で乱暴をして村人たちを困らせていた。」というものもあれば、「村人たちにとって英雄だった!」といった180度真逆の内容を伝承するものもあるため、一体何が本当なのか真相は明らかではありませんが、一つだけ言えるのは足湯がとっても気持ちいということ。少し熱めだったので、慣れるまで時間がかかりますが足湯に浸かった後は疲れがしっかり取れて、足が軽くなったように感じました。実際、足湯をすることで血流が良くなり、大量の酸素を身体中に行き渡らせることができるため疲労回復に効果的と言われています。
八面大王足湯について
りんご王国信州でいただくアップルタルト
お店のコンセプトには「長野県産の食材や食文化をりんごの美味しさを、お菓子を通してもっと多くの人に広めたい」という想いが込められているとそうです。お店の方がアジア旅行をしていた際に、各国のスーパーや百貨店で出会ったりんごは青森県産のものばかりで、現地の方に「日本でりんごの産地といえば青森でしょ。」と言われたことから、長野にも美味しいりんごがあるということを知ってもらいたかったと、その時に感じたそうです。そんなアツい想いで、契約農家さんと一緒にりんご作りをして、長野県産のりんごを使ったタルトや焼き菓子を作られているそうです。こちらのアップルタルトはお味はもちろん、見た目も芸術作品のようで、青森出身の私としても、故郷の家族や友人、青森のみんなにも一度は食べてもらいたいと思うほど感動しました。
apple&roses(アップル&ローゼス)について
安曇野観光まとめ
今回は信州の中でも人気の高い安曇野にまつわる観光地とグルメをご紹介しました。実は美味しいお蕎麦屋さんも多い安曇野。安曇野産のそば粉は信州の中でも高級だと聞いたことがあります。ご紹介したいお蕎麦屋さんはたくさんありますが、私自身これからさらにお蕎麦屋さんを巡りたいと考えていますので、おすすめのお蕎麦屋さん特集のブログはまた後日にしたいと思います。
これから信州にお越しになるみなさんは、朝晩と日中の寒暖差が非常に激しい季節になってきますので、温かい服装で遊びにいらしてください。
安曇野観光の拠点にしたい休暇村
長野県・リトリート安曇野ホテル
長野県・乗鞍高原