EXPO 2025 大阪・関西万博が
2025年4月13日(日) – 10月13日(月)184日間、大阪の夢洲(ゆめしま)で開催されます。
テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
大阪で開催されるのは、2回目!ということで、
1970年にアジアで初めて開催されたという日本万国博覧会(大阪万博)の様子がどのようなものだったのか知りたくて、万博記念公園内にある「EXPO’70 パビリオン」に行ってきました。
「EXPO’70 パビリオン」は、万博記念公園の中にあります
まずは「EXPO’70 パビリオン」のアクセスから。
私は車で行ったため、中央口とは逆側の日本庭園前駐車場に車を停めます。
シンボルの太陽の塔が後ろを向いています。
これはこれで、ペンギン?みたいで可愛いです。
中央口から入ると、真正面に見えるのでしょうね。
日本庭園前ゲートで入場料260円を払い、公園の中へ。
向かうは「EXPO’70 パビリオン」なのですが、やっぱりお顔が見たいので太陽の塔正面へ。う~ん、芸術が爆発しています。
「EXPO’70 パビリオン」へ行く途中には、懐かしい「おもしろ自転車」が乗れる広場や、お子様が楽しめそうな迷路もありました。
駐車場から歩いて5分~10分くらいで、目的の「EXPO’70 パビリオン」へ着きました。
「EXPO’70 パビリオン」は、当時「日本鉄鋼連盟」が出展した「鉄鋼館」というパビリオンを利用した記念館で、「鉄鋼館」は当初から資料館として残す予定で頑丈に作られたそうです。
入口横には、太陽の塔と並んでシンボルであった高さ127mの「エキスポタワー」の一部が展示されています。
1970大阪万博の入場者数はなんと6,421万8,770人!
1970年の大阪万博の開催期間は、1970年3月15日(日)から9月13日(日)までの183日間。
会場規模は330haで、甲子園83個分の広さと資料に書いてありました。
東京ドームと書かないところが大阪ですね。。
1970年大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」
サブテーマは
「よりゆたかな生命の充実を」
「よりみのり多い自然の利用を」
「より好ましい生活の設計を」
「より深い相互の理解を」
ちなみに、
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」
サブテーマは
「いのちを救う」
「いのちに力を与える」
「いのちをつなぐ」
だそうです。
1970年の入場者数は、当時過去最多の、なんと6,421万8,770人(内外国人約170万人)だったそうで、2010年の上海万博まで抜かれることはなかったそうです。
当時の休暇村はといいますと、OPENラッシュの最中で20か村目となる南伊豆がOPENしたのが前年の1969年でした。1970年にOPENした休暇村はありませんでした。万博の影響もあったのでしょうか??
当時の熱狂を想起させてくれる資料館の中へGO!
話を戻しまして、「EXPO’70 パビリオン」の入口に入るとすぐに受付があり、こちらで入場券を購入します。
常設展示の観賞券は500円です。
2024年5月24日~2025年2月28日までは、1970年の大阪万博を彩った各パビリオンや裏方スタッフのユニフォームを展示した「ユニフォームコレクション」が期間限定の開催中で、こちらの観賞券は400円です。
こちらは、全体俯瞰図を全てペーパークラフトで作った模型です。恐れ入ります。
資料館では、
当時のロゴマークや計画書や図面などが保管・展示されています。
ロゴマークは「桜」を意識したマークでした。
入場者数だけでなく海外の参加国数も77か国と過去最大だったようです。
各パビリオンの入館者数BEST10が公開されていました。
1位は「ソ連館」で28,000,000人だと言いますから驚きです。
各パビリオンのパンフレットも展示されていました。
各国のスタンプとスタンプ帳も!
2025でも同様にスタンプがあるのでしょうか?それともデジタルになったりしているのでしょうか?
この鉄鋼館のテーマは「鉄の歌」ということで、内部には「スペースシアター」と呼ばれる音楽堂を持ち、1000を超えるスピーカーから流れる音楽とレーザー光線によるショーが人気を集めたそうです。
この「スペースシアター」が当時のまま残されており、見ることができます。
さらに、これ!なんだかわかりますか?
太陽の塔の「初代黄金の顔」の実物(直径10.6m)です。当時の最新技術で作られたそうで1970年~1992年まで使われていましたが、風雨による劣化の恐れがあったために、1992年の改修工事で取り外されて現在のものに交換されました。
50年以上前の科学技術がやっと一般的に!
1970年の大阪万博では、当時の最先端の科学技術を使った乗り物が用意されました。
今ようやく一般的になってきた気がする電動自転車は、こんなに前からあったんですね。バッテリーの位置も今のものに近い。
動く歩道、電気自動車、モノレールなど、今は当たり前になった乗り物から、今ようやく普及し始めたものまで様々ですね。
ということは、、、2025年大阪万博で見られる最新の乗り物は50年後に一般的になっている可能性があるのでしょうか?HPでは空飛ぶ車とか書いていた気がします。
しかし中にはまだ実現しないこんなものも。
未来の乗り物の模型として公開されたリニアモーターカー。
こんなに早くから計画されていたんですね・・・。
色とりどりのあざやかなユニフォーム
2023年8月に新しくできた別館では、各パビリオンのユニフォームが展示されていました。ユニフォームが綺麗だったので、こちらはレプリカ?でしょうか?
期間限定の「ユニフォームコレクション」では、実物と思われるユニフォームが展示されていました。
それぞれのデザイン画もありました。こちらのコーナーは女性のお客様に人気のようでした。
そして出来上がったユニフォームがこちら。
50年以上前のデザインとは思えないのは自分だけでしょうか?
1970年の大阪万博を少しでも知っておくことで、間もなく開催を迎える2025年大阪万博をより楽しむことができるのではないかと考えましたが、当時の熱狂ぶりを目の当たりにし、2025年大阪万博はここまで盛り上がるのだろうかと心配になってしまいました。でも、何をするにも色んな意見や批判の声はありますし、HPを見れば海外・国内のパビリオンもたくさん出展されるようですし、きっと大成功となることでしょう。
北陸・近畿の休暇村合同企画「One博(わんぱく)2024」
北陸・近畿の休暇村では、万博に先んじて2024年4月1日~2025年3月31日まで、9つのパビリオンで構成する特別企画を実施しています。
・パビリオンA:18~29歳の旅を応援する若者向けプラン
・パビリオンB:めぐる旅得々スタンプラリー
・パビリオンC:オリジナル宿泊記念証プレゼント
・パビリオンD:各休暇村の人気売店商品を相互販売
・パビリオンE:オリジナルスパイス販売
・パビリオンF:7つの休暇村をめぐるバスツアー
・パビリオンG:ワクワク体験プログラム
・パビリオンH:ワクワクキャンプ
・パビリオンI :わたしのフォト旅キャンペーン
#休暇村〇〇とつけてSNSに投稿しグッズをゲット
各パビリオンの開催期間は異なりますので、
詳しくは、下のリンクより特設サイトをご覧ください!
「One博(わんぱく)2024」の詳細はこちら
是非、関西の休暇村に泊まって、大阪万博2025も楽しんでください。