みなさん、こんにちは。
今回は、日本3大秘境の1つに数えられる四国山地、徳島県の最奥部にあります祖谷渓についてご紹介します。
休暇村と絡めて訪れるなら、いずれも徳島県の阿波池田から吉野川の上流部にある大歩危・小歩危方面へ進みアクセスするのが判りやすいと思います。 祖谷周辺の国道・県道等は道幅の狭い箇所が多々ございます。 車の運転にはくれぐれもお気をつけください。 淡路島方面へは、祖谷から名頃を経て剣山方面へ抜けるルートもありますが、さらにハードルが上がるので(離合の難しい箇所多)ご注意を。
なお、四国交通さんが阿波池田発着で、期間限定の定期観光バスを出しているので、【阿波池田】まで車でお越しいただき、こちらの観光バス(要予約)をご利用されるのがオススメでございます。
以前は、ボンネットバスが現役でしたが、現在はマイクロバスで運行しているようです。
阿波池田といえば、甲子園を沸かせた県立池田高校の野球部監督・蔦文也さんの案内板がバスターミナルにありあす。
また、銘酒・三好菊の地元でもあります。
定期観光バスのご案内はこちら
祖谷は、吉野川の源流部、源平合戦で敗れた平家の落人が身を隠した場所といわれ、確かに人を寄せつけない急斜面が連続、山頂に近くて容易に到達できない場所に民家があったりして驚かされます。
ここまでは、源氏の追手も追いかけては来ないだろうと思われる、山・山・山。
観光名所としては、祖谷の手前の、吉野川の奇岩が続く大歩危・小歩危渓谷の川下り、最近ではラフティングなども盛んにおこなわれているようです。 そして、祖谷に入ると、崖の上の「小便小僧」、源氏の追手が来た時に切り落とせるように作られたという「かずら橋」等が見どころとなります。
まずは【大歩危峡観光遊覧船】。 所要時間は約30分。 大歩危峡の迫力ある奇岩と峡谷美を楽しむことができます。
大歩危峡観光遊覧船HP
吉野川の源流は、西進して休暇村瀬戸内東予の大浴場から見ることができる石鎚山系の瓶ケ森とされていますが、阿波池田で分岐して南進すると高知の仁淀川水系のすぐ上まで、分水嶺は早明浦ダムを囲む広範な水域となります。 南進してすぐのところに大歩危・小歩危峡谷があり、四国山地を跨ぐ一番の難所が祖谷渓と思っていただければと思います。
大歩危の川下りはUターンして発着所に戻りますので、次なる目的地は【道の駅大歩危】です。
実は大歩危は、ゲゲゲの鬼太郎の味方として有名な“子泣き爺”伝説発祥の地で、道の駅の駅長は“子泣き爺”ということになっています。 伝説では、泣きながら背中に負ぶさり段々重くなって、負ぶった人を取り殺してしまうという怖い妖怪です。 実在ではないようですが「いたずらしてると子泣き爺が来るよ」と言われ子供たちを震え上がらせたそうです。
この国道32号線沿いは、高知(土佐)と高松(讃岐)を結ぶJR土讃線が並走しています。 ちょうど道の駅にいる時に観光列車「四国まんなか千年ものがたり」が通過していきました。 予約困難なグルメ列車、一度乗ってみたいものです。
道の駅大歩危
さて、道は大歩危から県道45号線に入ります。まずは【平家屋敷民俗資料館】へ立ち寄りましょう。
ここは、平家物語の最後、壇ノ浦で命を落とした安徳天皇のご典医が隠れ住んだ館とされています。
続いては【祖谷渓谷温泉ホテル秘境の湯】。 こちらは、旅番組などでもおなじみですがホテル内に敷設されているケーブルカーで移動して源泉露天風呂に入る温泉です。 立ち寄り湯もやっているようで、訪問する価値ありです!
平家屋敷民俗資料館
まず先に【小便小僧】に会いに行きます。
かつて地元の子供達や旅人が度胸試しをしたという逸話をもとに作られた小便小僧、まあすごい所にいらっしゃいます。 記念撮影等をする時はくれぐれも転落しないようご注意ください。
ベルギーのブリュッセルのご兄弟?は、反政府軍が街を爆破しようとした爆弾の導火線に小便をかけて消した英雄だそうですが。 祖谷の彼も負けずになかなか根性が座っています。
【小便小僧】に会えたら、来た道を戻ります。途中には、深くえぐられたV字谷が平仮名の「ひ」に見える【ひの字渓谷】、これまたテレビでよく取り上げられる、ゴンドラで谷底に降りて源泉露天に浸かる【和の宿 ホテル祖谷】があります。 お風呂は撮影禁止につき、是非、ご訪問ご入浴ください!
小便小僧(Tourism-shikoku)
こんどは、国の重要有形民俗文化財に指定されている【祖谷のかずら橋】へ。
シラクチカズラを編み連ね、長さ45m、約6tの橋。3年に一度架け替えられる。 この橋以外、平家の隠田集落は交通が隔絶され、中世以来の生活様式や風俗が残っている、いわばガラパゴス島のような奇跡の場所であります。 昭和の時代までは小学生の通学路にも使われていたと言いますが、いざ渡るときのスリリングさは相当です。 みなさんへっぴり腰で恐る恐る渡っていますが、自分も同類だったりします。 おそらく【祖谷のかずら橋】こそこのエリアのクライマックスです。
周辺には、祖谷そば、デコ回し、アメゴの塩焼きなど、ご当地グルメをいただける茶店も多く並んでいます。 デコ回しとは、そば団子、岩豆腐、丸こんにゃくを串刺しにして、味噌だれにつけ囲炉裏で焼いた味噌田楽のこと。 木偶人形に似た串を、焦げないように回しながら焼いたことからこの名がついたと言われています。
祖谷のかずら橋(大歩危祖谷ナビ)
ここからは参考までに。
【祖谷のかずら橋】から東進すると、四国剣山系に入っていきますが、もっとも奥まった場所にあるのが国選定重要伝統的建造物群保存地区となっている【落合集落】です。 山肌に民家が点在している様子は、日本ではきっと他では見ることのない光景なのではないでしょうか。
落合集落の入り口部分には、【そば道場】という美味しいお蕎麦屋さん、【栗枝商店】という岩豆腐の製造直売所があります。 たぶん不定休なので自分も空振りだったことがあるのでご注意ください。
岩豆腐とは、移動・輸送中に豆腐が崩れてしまう山間部で工夫され、水分を抜いた固い豆腐のこと、当地の郷土料理であります。
落合集落(大歩危祖谷ナビ)
さらに東に進むと、人口よりも案山子の数が多い集落【名頃】、野猿という珍しい川渡しがある【二重かずら橋】を経て、日本百名山のひとつ【剣山】の登山口・見ノ越に至るので、せっかくなので劔神社も訪ねられるとよいでしょう。
いかがでしたでしょうか。
各休暇村から阿波池田までの距離は、休暇村讃岐五色台(約65km)、休暇村南淡路(110km)、南淡路からは高速(徳島自動車道)を使用する関係で、距離は五色台よりも長いですが、どちらの休暇村からも【かずら橋】まで2時間強でアクセスできます。
五色台~秘境観光~南淡路というハシゴ旅、また逆パターンも十分可能です。
魅力的な見どころ満載の四国山地、徳島県三好市エリア
日本3大秘境、大歩危小歩危と祖谷渓の旅
それなりに標高が高いので平地よりも紅葉は早く、これからの時期は防寒対策も必要と思われます。
そして、くれぐれも対向車にご注意いただき、安全運転でお出掛けください。
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