年間登山者数約300万人 世界一の高尾山
都心から約1時間で足を運べるという手軽さでありながら自然が豊かな高尾山。
植物の種類も豊富で、現在1600を超える種類の植物が確認されており、種類の多さは日本一。
高尾山だけで、なんとイギリス全土で自生する種類の数に匹敵するそうです。
また、何度訪れても飽きないバリエーション豊かな登山コースに加え、ケーブルカーやリフトも整備されており、初心者から上級者まで幅広い層の人たちを受け入れてくれる山。
どの季節に訪れても楽しめる高尾山ですが、これからの時期は山々が美しく色付きおすすめ。
そう、紅葉シーズンの到来です。
10月26日から「高尾山もみじまつり」が開催されるとのことだったので、リサーチと日頃の運動不足の罪悪感を少しでも減らそうと行ってきました。
高尾山 もみじまつり
| 期間 |
2024年10月26日(土)~12月28日(日) |
| 会場 |
高尾山 |
| 問合せ先 |
八王子観光コンベンション協会 042-649-2827 |
高尾山もみじまつり公式サイト
いざ、山頂へ
高尾山口駅をしゅっぱーつ!
と、目の前には登山靴の泥落とし用の水場が設置されていました。
MAPを覗いて、さて、今日はどのルートを行こうかしら。
高尾山登山コースの主要なものでは、6つの自然研究路、稲荷山コースそして陣馬山との縦走コースとがあります。
また、清滝駅からケーブルカーとリフトを使えば、もっと気軽に山頂を目指すことができます。
現在の清滝駅前のもみじ広場はこんな感じです。
まだ色づきにはもう少し時間がかかりそうです。
ちなみに、昨年の11月中旬はこんな感じ。ベストタイミングでした。
ケーブルカー乗り場を左に行くと、6号路と稲荷山コースの登山口があります。
6号路(びわ滝コース)
今回選んだのは6号路。またの名を“びわ滝コース”と呼びます。
この6号路、道幅が狭いためもみじまつりの期間、登りのみの一方通行になります。
すれ違いがないので、マイペースでのんびり登山したい私にとってはとても歩きやすく、この時期は好んで6号路を選びます。
ほとんどが舗装されていない自然道のため、高尾山の自然を大満喫できるおすすめのルートです。
6号路を歩き始めたところでケーブルカーが降りてきました。
見てください、この傾斜!
屋根の柱はまっすぐなので、どれだけ車両が傾いているかがわかります。
最大傾斜度は約31度。日本最大の急傾斜と言われています。
しばらくは舗装された道で、車の往来があったり、民家もちらほら。
本当にこの道であっているのかしら…と不安になりますが、大丈夫。
そうこうしている間に山登りらしい道が出てきます。
途中、岩屋大師という2つの洞窟が。弘法大師にまつわる伝説が残る場所だそう。
脇を流れる清滝川。ひょいっと降りて、水温チェック。
寄り道もほどほどに、歩みを進めます。
しばらくすると、脇の道奥にコースの名前にもなっているびわ滝が見えてきます。
さて、再びメインルートに戻ると、
いったい何歳なんだろう…と思うような巨木がところどころにドーンとそびえて、思わず足を止めます。
幹の太さもさることながら、その根の迫力!!
ところどころにベンチや、少し広いスペースがあるので、
ちょっと休憩、水分補給。
まるで新緑の美しさ!!
あれ?もみじまつりに来たんだったよなぁ。
でもこちらも、素晴らしく美しい。
道中、清流がBGMのように流れて、心洗われるような気持ちになります。
小さな橋を渡ったり、ごつごつの岩場を歩いたり、表情豊かなコース。
それがまた楽しい。
後半には飛び石で沢を渡るようなエリアがあり、ちょっとしたアトラクション感覚でテンション上がります。
そんなエリアもあるので、靴はトレッキングシューズがおすすめです。
ここまでくれば山頂まではあとわずか!
最後の最後に300段の階段が待ち構えています。
心臓破りの階段
階段が見えなくなった先で、ゴールを期待するも
がーーん。
そんなことをくり返しながら、やっとのことで踏破!!
呼吸を整えながら、日ごろの運動不足を反省するのでした。
高尾山 599mの山頂に到着!
麓の清滝駅から山頂まで、休憩も取りながらのんびり歩いてちょうど90分でした。
毎年この時期、きれいに紅葉するもみじが山頂にあります。
ちなみに、昨年の11月中旬はこんなにも見事に色付いていました。
高尾山麓、山頂の色づきぐわいから見て、
今年の紅葉は少し遅いかなぁ。
11月中下旬頃に出直しかなぁ。
この日は残念ながら富士山を望むことはできませんでしたが、天気がいいとこんなにきれいな富士山がみられるんですよ!!
下山は1号路で
山頂にだんだんと人が増えてきました。
下山は1号路を行きます。
道に沿って歩いていくと、薬王院の裏側に出てきます。
表側に回って、ご挨拶。
樹齢約450年のたこ杉があります。その根がたこの足に似ていることからこのように呼ばれるようになったそう。
朝は曇り空でしたが晴れ間も覗いて、肉眼では都内のビル群も見えました。
甘いものでエナジーチャージ
高尾山に登ったら食べておきたい高尾山名物「天狗焼」。
ケーブルカーの高尾山駅前の「高尾山スミカ」にお店はあります。
天狗焼の中は、珍しい黒豆のあん入りで、優しい甘さ。焼きたては周りがパリッとして、一層おいしいのです。
冷めても、もっちり感が増して、それも好き。
午前中の比較的早い時間だったので、並ばずに買えました。
▽詳細はこちら▽
高尾山スミカ
下りはこれからが本番!!
さあ、エネルギーをチャージしたところで、下りと油断せずに安全に下山します。
リフト乗り場の脇に1号路が続いています。1号路は舗装されているためとても歩きやすい道。
ですが!!!
これまで100回以上は高尾山に登ったことのある私としてはこの1号路、なかなかにハードだと感じています。
この道を選ぶ人は「タフだなぁ」と感心すらします。
※あくまでも個人の感想です
傾斜角度がかなりあるため、下りでも後半は膝にきます。
すれ違う人から「高尾山、なめてた…」「いつ終わるの…」など、絶望の声が漏れ聞こえ、思わず応援したくなります。
登山のあとは・・・
降りたころには人数も増え、ケーブル乗り場には長い列ができています。
我々は少し早めの昼食にすることにしました。
何を食べようか、どのお店にしようか…高尾山商店街のマップを見て悩み中。
看板の上に「ハッピーマウンテン」と書かれているのがなんとも良くて、じわじわくる…w
少し歩いてみると、高尾山口駅からケーブルカー乗り場までの間に素敵なお店がたくさん。あぁ!迷う!
そんな通り沿い、清滝川にかかる「とろろはし」を渡ると
ハッピーマウンテン!高尾商店街にでます。
こちらにもたくさんのお蕎麦屋さんやお土産物、和菓子屋などがあります。
決めました、今日のランチは「とろろそば」に決定!
高尾山グルメの代表格「とろろそば」
高尾山で外せないグルメ、とろろそば。
信仰のお山である高尾山に参拝する方々に、滋養強壮によいといわれるとろろを、消化吸収のいいそばに入れて提供したところ、評判となり定着したといわれています。
数ある蕎麦屋の中で、いつも行列が絶えない人気店「高橋屋」。
今日はどうかなぁ~と淡い期待をしてのぞいてみたところ、開店すぐのタイミングだったため待ち時間もなく入ることができました。
今日は暖かかったので、冷たいそばをいただきました。
高橋家のそばはそば粉6割、とろろ芋と上質粉で打たれたものだそう。
表面に程よい舌触りがあり、それがとろろと良くからみます。
珍しいとんぶりがプチっとアクセントになって食感も楽しい。
店内には樹齢約150年の立派な柿の木があり、外から見ると屋根を突き抜けています。
一人カウンター席もあるので、ソロでも気軽に立ち寄れるお蕎麦屋さんです。
▽詳細はこちら▽
高尾山 高橋屋
今日も良い高尾山登山でした。
高尾山口駅前の親水広場にはたくさんの人。
これから登る人も、振り返りをしている人もいそうです。
今年の紅葉はまだまだこれからの様子。
高尾山に紅葉狩りに出かけませんか?