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2025.08.19

暑さを乗り切る天然クーラー 日本の鍾乳洞

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スタッフ名:川元

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溶けてしまいそうな日々が続く中、皆様はいかがお過ごしでしょうか。特に暑さが厳しい今年は外に出るのも億劫ですが、せっかく訪れた夏だからこそ楽しめる涼しい観光地で暑さをしばし忘れてみましょう!

●夏でも快適鍾乳洞!

夏の自然の遊び場といえば海や川が思い浮かびますが日差しと外気温から逃れられないのが難点です。私もこの夏、川へ訪れ初めこそ水は冷たくて気持ち良かったですが太陽からは逃げられず1時間も経たないうちに退散してしまいました。本当に地上の暑さから逃れるには太陽の姿が完全に消える地下空間、鍾乳洞に避難するしかありません!鍾乳洞は一年を通して洞内は18〜10度を保っており、夏場は入ってしまえばまるでクーラーのついた室内のように涼しく心地よい空間が広がっています。

●そもそも鍾乳洞とは?

鍾乳洞とは石灰岩の地層に雨水や地下水が浸透して長い年月をかけて石灰岩を溶かすことで形成される洞内を指します。洞内の空間が徐々に広がり人が入れるようになるには数万年から数百年と時間がかかり、それと同時に水が滴り落ちる際に水に含まれる石灰分が固まってつらら状の「鍾乳石」や底から伸びている筍の様に見える「石筍」が形成され鍾乳洞の独特な景観が生まれます。

また、鍾乳洞の涼しさは鍾乳洞が地中にあり太陽光や季節の影響を直接受けず外気温の影響を受けにくく気温が一定であるため一年を通して洞内の気温は大きく変動はしません。そのため夏は涼しいですが冬場、外気温が1度やマイナスの時期に訪れると洞内が暖かく感じられ面白いことに冬場は暖かい観光地に変わるのです。
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●日本の鍾乳洞

日本にはいくつか鍾乳洞がありますが観光用鍾乳洞と知られているのは「日本観光鍾乳洞協会」の会員となっている9つの鍾乳洞、その中でも岩手県にある「龍泉洞」、山口県にある「秋芳洞」、高知県にある「龍河洞」が日本三大鍾乳洞といわれています。
その他の6つは福島県「あぶくま洞」、東京都「日原鍾乳洞」、岐阜県「飛騨大鍾乳洞」、長崎県「七ツ釜し鍾乳洞」、熊本県「球泉洞」、鹿児島県「昇竜洞」です。
今回は個人的にお勧めの鍾乳洞と3つ紹介します。

●竜ヶ岩洞 階段が少なく歩きやすくておすすめ

およそ2億5千年前の地層に形成された東海地方最大級の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」は静岡県浜松市のあり、浜名湖から約30分に位置しています。総延長1,000m、その中でも一般公開は400mほどで鍾乳洞というと階段が続き辛いイメージがありますがこの鍾乳洞は比較的階段が少なく少し運動するにはちょうど良い道順となっています。さくさく歩いてしまえば20分程で出口に到着します。洞内の温度は年間平均18℃と夏に訪れればその涼しい世界を楽しめ、冬場は洞内が暖かく感じられて一年を通して訪れることができます。
「写真提供:浜松・浜名湖ツーリズムビューロー」
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 少ないとはいえ洞内の階段がどのくらいか気になる方は公式サイトに洞内図があるので事前に確認をすることもできます。
竜ヶ岩洞は車で休暇村茶臼山高原から約1時間30分の所にあります。ドライブで訪れる際には是非ともお立ち寄りください!

竜ヶ岩洞 住所: 静岡県浜松市浜名区引佐町田畑193
       電話:053-543-0108
       営業:年中無休(9:00~17:00)

竜ヶ岩洞 公式HP

茶臼山高原は標高が高く朝晩は気温がグッと下がり、夜は鹿のナイトウォークと美しい星空観察が楽しめます。

休暇村茶臼山高原 公式HP

●龍泉洞 ドラゴンブルー

以前、ブルーの観光地特集でも取り上げた「龍泉洞」は岩手県下関に位置し日本三大鍾乳洞の1つとされ、洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定されています。梅雨の時期には大雨で洞内の水が溢れ出る被害がありましたが現在は復旧して観光を楽しむことができます。洞内の地底湖は、水深120m、透明度は41.5mで、洞内湖では世界一の透明度といわれており、青色に輝く湖の色は洞窟の名前も相まって「ドラゴンブルー」と呼ばれています。
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地底湖の青色が美しいのは、水の透明度が高く光の青がよく見えるからです。しばらく見ていると吸い込まれてしまいそうなほど美しく少し怖いくらいでした。また、洞内には地下水の滝もあり、ごう音を立てて流れています。気温は一年を通して10℃前後と気温が安定しており、夏でも肌寒く感じることがあります。

今もなお調査が続けられる洞窟の全長は5,000m以上と推定されていて観光コースは700m程。階段など道が整備してあり、見学しやすい洞内となっています。ただし、視界は暗く、龍泉洞はいまだに乾かず生き続けているため、洞内上部からは普段から雫が落ちてくる場合があります。足元には十分お気を付けください。

龍泉洞 住所:岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字神成1番地1
      電話:0194-22-2566
      営業:年中無休、時期や天候によって営業時間に変動があるため詳しくは公式HPをご確認ください。
 

龍泉洞 公式HP

同じ岩手県内にある休暇村岩手網張温泉からは車で約2時間15分と少し遠いですが7月にレストラン会場をリニューアルしたばかり、お食事中やご滞在中により景色を楽しめるホテルになりました。

休暇村岩手網張温泉 公式HP

また、休暇村陸中宮古からは車で約1時間、ホテルは陸中海岸近くで豊富な海の幸を楽しむ事ができます。岩手県の旅として陸中宮古の休暇村も合わせてご宿泊してみてください。

休暇村陸中宮古 公式HP

●球泉洞 九州本土最大級 

熊本県球磨村に位置する『球泉洞』は全長約5,000m、九州本土最大級の鍾乳洞です。約3億年前までは海中にあった石灰岩層が隆起し、少しずつ侵食を受けながら今の形にまで形成されていったと考えられ、その侵食は今もなお続いています。鍾乳洞入口はトンネルが続いておりそこに足を踏み入れた瞬間から涼しい風が吹きつけ、思わず寒いと叫んでしまうほどです。夏場でも羽織りものがあった方が散策するのには安心かと思います。ただし、散策ルートには階段が多い鍾乳洞となっているため身軽な格好の方がおすすめです。階段は鍾乳洞を入り組んだ様に設置されており、よくこんなルートを開拓してくださったなと歩くのが苦ではない方にとっては冒険気分が味わえるとても楽しい鍾乳洞です。
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球泉洞 住所: 熊本県球磨郡球磨村大字大瀬1121番地
     電話:0966-32-0080
     営業:年末年始休業あり、通常営業9:00~17:00(16:45受付終了)

球泉洞 公式HP

同じ熊本県内にある休暇村南阿蘇から少しお時間はかかりますが車で約2時間10分、球泉洞は人吉市内からは車で約30分と近い所にございますので人吉宿泊・観光を兼ねてご旅行の計画を立ててみてはいかがでしょうか。

休暇村南阿蘇 公式HP

●今年の夏も後半戦、暑さを楽しもう!

いくら観光地が涼しいとはいえ外気温はまだまだ高温が続くので熱中症には十分注意をして観光をお楽しみください!