トラベルマガジン

旅行記

2020.06.20

日光・穴場「戦場ヶ原」へ!夏のいちご狩り・クラフトビールも!

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スタッフ名:ハン

自然だけじゃない!日光・穴場「戦場ヶ原」に行くべき理由

春から初夏にかけての草花の宝庫、関東有数の野鳥・天体観測スポットとして有名な「戦場ヶ原(せんじょうがはら)」。夏いちごの「なつおとめ」、話題の「クラフトビール」も味わえる事、ご存じですか?

戦場ヶ原って、なぁに?

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かつて湖であったものが湿原化した戦場ヶ原は、中禅寺湖をめぐって男体山の神と赤城山の神が争った「戦場」だった、という神話が名前の由来といわれています。

今の時期は、ズミ・ワタスゲ・ホザキシモツケなどかわいい草花が咲きほこり、秋になると草紅葉とカラマツの黄葉が見られます。雄大な男体山を望める展望ポイントや湿原をぐるりと囲むように自然研究路が整備されていて、初心者でも簡単にハイキングを楽しめる自然スポットです。

実際歩いてみました!

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新宿駅または浅草駅から特急電車で約2時間。東武日光駅からバスに乗り換え、日光の社寺・いろは坂・中禅寺湖を過ぎて光徳入口まで。ここから戦場ヶ原に入って湯川沿いを歩き、赤沼へ向かうのが今回のルート(下りだから体力に負担がかからないと先輩にアドバイスされました!)。

風の音や鳥のさえずりをBGMに木道を歩くこと約30分(1.6km)、泉門池(いずみやどいけ・写真3枚目)でちょっと休憩~。木々の間に見られる男体山が美しい。ここからはズミ・ワタスゲ・ノアザミ・アヤメ・ホザキシモツケなど、たくさんの草花が観察できる。例年今ごろの戦場ヶ原はワタスゲとレンゲツツジがきれいだよ~と先ほどの先輩(写真4,5枚目。レンゲツツジは休暇村日光湯元付近で撮影)。写真を撮りながらゆっくり歩いて約50分(2.8㎞)で赤沼茶屋に到着。ちょうどいい運動になる。

頑張って歩いた私へのご褒美①夏いちご「なつおとめ」

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※すべての写真は Mt.Berry 奥日光 提供

標高1,400m、男体山の雪解け水を含むきれいな水と冷涼な環境の中で育てられた天空の高原いちご「奥日光なつおとめ」が味わえるのは赤沼茶屋から約600mのところにある【Mt.Berry 奥日光】。事前予約で朝採れたてのいちごをパック、またはカップで購入できる。
 
初めてなつおとめを食べた感想は…“うんまっ!何これ?何この爽やかな香?!!!”と、とても衝撃的。甘すぎず程よい酸味がハイキング後の疲れた体を一気にリフレッシュしてくれたのです!

完熟したものなら糖度14度以上の甘さがあるそうで、夏から秋にかけてなつおとめのいちご狩りが行われる。高設栽培なので子供がいるお友達と両親を連れてきてもよさそうなので、今度はいちご狩りに来ようと!

Mt.Berry奥日光 公式サイトへ

頑張って歩いた私へのご褒美②日光ブルーイングのクラフトビール

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※すべての写真は NikkoBrewing 提供

日光のきれいなお水を使用して作られた「クラフトビール」も飲まなきゃ!と思い、三本松茶屋へ。

三本松茶屋が経営する「日光ブルーイング」が作っている、お猿さんのイラストが特徴の「THE NIKKO MONKEYS」と、昨年から販売中の「NIKKO BELGIAN BEER(写真)」。「Nikko Belgian Beer Un -Belgian Blonde-」はアルコール度数6.0%で市販ビールよりやや高めかな?爽やかな香りとのど越し感で、人気を集めているとか。

ポップな「THE NIKKO MONKEYS」はお友達に、クラシックな「NIKKO BELGIAN BEER」はお世話になった方にと、お土産でもいいかも!日光市内の工場にはタップもあるそうなので、ここもまた今度…とチェック。
もう少し歩こうと向かったのは「光徳牧場」(約40分、約2.8㎞)。途中の男体山がとてもきれいでした。バスまで時間があったので、アイスクリームを食べることに。濃厚で後味もすっきり!おすすめです。

三本松茶屋 公式サイトへ

Nikko Brewing Facebookへ

戦場ヶ原おすすめスポット、いかがでしたでしょうか。

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これじゃ歩いた分よりご褒美が多くない?と思う方もいらっしゃるのでしょう。もちろん、この時期見られる野鳥たちと、満天の星空もお見せします!(すべての写真は休暇村スタッフが撮影したものです。)

まだまだ知られてない魅力がたくさんの奥日光エリア。皆様もカメラを片手に行ってみてはいかがでしょうか。