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グルメ

2020.12.09

食にはストーリーがある。”エアルーム野菜”とトマト

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スタッフ名:黒田

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「食材の持つストーリー」

とある日常。
左手にスマホ、右手にせんべい。
目はぼーっと画面を眺め、右手はせっせとせんべいを口に運びます。
口から入ったせんべいは咀嚼され、飲み込まれ、体の奥へ奥へと運ばれていく。

私の体の、なんと無防備なこと!!

「食べる」ということは、自分と異なるものを体の中に取り入れること。
体を作るものだから、食材を選ぶということも大切にしたいもの。
思ってはいても、気にしすぎるあまりストレスになる。疲れちゃう。
なんてこと、ありせんか。
私は超絶、あります。
そんな時エアルーム野菜を知り、気持ちの「もや」が爽やかな「ミスト」ぐらいに昇格した気持ちになりました。

食材の持つストーリーを大切に。

そんな風に捉えてみると、食材を知ることが楽しくなり、日々の食生活も豊かになりそう。
そんなヒントがエアルーム野菜にはある気がしています。

エアルーム?野菜?

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最近、顔が見えるファーマーズマーケットやこだわり食材を扱うレストランなどで見かけるようになった「エアルーム野菜」。
ナチュラル志向の方々を中心に注目されています。

エアルーム…はて???
近所のスーパーで見かけるほど流通に乗っていない貴重な野菜のため、知らない方もまだまだ多いと思います。

エアルーム。air roomではありません。
正しくは heirloom。
直訳すると<先祖伝来の家財、家宝>と訳され、Heritage(遺産)と同じ語源を持っています。
ほぉ~、確かに、エアルームもヘリテッジも同じ雰囲気がある!

「時」が「種」を強くする

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エアルーム野菜は、日本でいうと伝統野菜などの固定種にあたります。
育つ環境の中で何世代も選抜を繰り返され、
その土地で育つための必要な情報が遺伝子レベルで備わっているのだそうです。
また、昔々は化学肥料等がないので、その時代から受け継がれてきた固定種は耐病性も強いとのこと。
なんとたくましい野菜たちなのでしょう!!
 
そんなたくましい種から育った野菜は、品種が同じでも収穫時期や形、大きさ、味もそれぞれの個性が際立ちます。
品種の多様性が豊かだなんて、今の時代を生きる私たちが学ぶべきところがたくさんありそうです。

エアルーム野菜の代表格「トマト」

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最近スーパーではたくさんの種類のトマトを見かけますが、トマトの原産は南米はペルーのアンデス高地。

先祖代々のファミリーツリーをたどって大切に育てられたトマトは、家庭ごとにも個性がありました。まさにエアルームなのです。

現代の私たちはエアルームのトマトとして一般的なトマトとは異なるものと認識しますが、昔の人たちにとってはそれ自体が「普通のトマト」だったのですね。
その種が今もなお実をつけ、それぞれの形や色や味わいなど、さまざまな表情を見せてくれる…なんてロマンがあるのでしょう!!

渥美半島・石井農園で育ったエアルームのトマト

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渥美半島にある田原市は、5年連続で農業産出額が全国1位になったまさに農業王国。たくさんの野菜たちがしのぎを削るフィールドの中、エアルームのトマトを育てているのが石井農園さんです。
 
石井農園では、酢やカツオ、ウズラ、ひじきなどの有機肥料を使って時間をかけて丁寧に野菜を育てています。
そんな豊かな土で育ったエアルームのトマトは、密度の高いどっしりとした実に育ち、ゼリー部分が少なく肉厚、野菜なのにまるで牛肉のような食感が楽しめるんです。
こちらが石井農園の石井さん。
手にしているトマト。

「ブラックビューティー」。
顔が写りそうなくらいつやっとしていて、「黒」とひと言で表すにはもったいないくらい。ヘタからスッと伸びる深いギャザーも可愛い。
じっと眺めていたら、魔女宅のオソノさんが
「黒は女を美しく見せる」って言っていたのをふっと思い出しました。

トマトをフライに!?

トマトはサラダを始め、煮込み料理やグリルなど、料理では幅広く活躍してくれます。
でも「揚げる」イメージはなかなかないのでは?
ミニトマトにベーコンがぐるり、薄衣で揚げる。口の中ではじける熱々トマト。そんな串揚げ屋さんのメニューぐらいのイメージしか私には浮かびません。。。
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石井農園ではフライ用のトマトも育てています。
その名も「フライドグリーントマト」。
 
青いうちに収穫されたエアルームのトマトで、それをフライにして加熱すると、果肉の風味や歯応えを一層楽しめるんです。
トマトをフライにすること自体に違和感を感じる方もいるのではと思います。

実はこの料理、アメリカ南部のソウルフードで、1991年に映画にもなっています。ご興味ある方は「フライド・グリーン・トマト」で調べてみてくださいね。(タイトルもそのまま!!)

フライドグリーントマトが食べられる休暇村伊良湖のビュッフェ

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石井農園と同じ愛知県田原市にある休暇村伊良湖では2021年2月28までプレミアムビュッフェフェアを実施しています。
フライドグリーントマトはもちろん、農業王国・渥美半島の獲れたて野菜はもちろん、海に囲まれた半島だからこそ食べられる新鮮な魚介類がずらーり並びます。
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わぁ~!
渥美の野菜畑や~!

休暇村伊良湖「贅沢三昧 プレミアムビュッフェ」

ローストビーフがドーン。

やっぱり、肉は画力がすごい!
ぐるり海に囲まれた田原市。だからこそ美味しい魚貝。
渥美サーモンや渥美の天然平目など、地元の美味しい地魚は握りとお刺身でご用意。
アンコウや鱈、タカアシガニにあつみポーク、赤鶏、渥美野菜を鍋具に、お出汁は5種類から選べる「鍋ビュッフェ」コーナーもあります。
地元食材をふんだんに使ったプレミアムビュッフェ。
渥美半島の食材のストーリーを見つけに、足を運んでみてはいかがでしょう。

休暇村伊良湖ホームページ