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2021.08.02

花の色が鮮やかなのはなぜ?自然現象解明シリーズ5

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スタッフ名:岩崎 春平

皆さんこんにちは!いつも休暇村裏磐梯のスタッフブログをご覧いただきありがとうございます。
 
今回は自然現象解明シリーズの第5弾!花の色が鮮やかな理由を解明していきます。
ニッコウキスゲ
キツリフネ
ここ裏磐梯は春から日に日にたくさんの花が咲き、枯れ、また新しい花が咲き、枯れを繰り返しています。そのほとんどの花が鮮やか(目立つ)な色をしています。なぜなのか。気になったので調べてみました!

花の色が鮮やかな理由

レンゲツツジ
タニウツギ
花の色が鮮やかな理由として考えられることは子孫繁栄です。花の中には単体で繁殖することが難しい種が多く存在しており、子孫を残すためには雄蕊と雌蕊による受粉が必要になります。その際、大きな役割を果たすのが昆虫です。昆虫が花を行き来することにより、受粉が促進されるため、子孫繁栄に繋がります。したがって、花が色鮮やかである理由は昆虫を色により惹きつけ子孫繁栄を促すためであると言えます。
しかし、昆虫を引き付けるためであれば、色に多様性を持たせる(色々な色の花が存在する)必要はないのでは?と思いますよね。私も思います。

花が多様な色を持つ理由

ヤマアジサイ
フジバカマ
昆虫に受粉を託す花は色鮮やかである事は上記の通りです。ではなぜ多様な色の花が存在するのか。その理由は昆虫により見える色が異なる(好きな色がある)からです。例えばミツバチは黄色に集まる習性があり、アゲハの仲間は赤色に集まる習性があると言われています。昆虫は人間よりも広い範囲の色を見られると言われていますが、色の識別能力が低く、ミツバチは人間が識別できる黄緑色からオレンジ色まで全て黄色に見えているそうです。このように花は特定の昆虫を集めるために多様な色を持っているのです。
例えば、ツツジの花(赤色)は蜜が花びらの奥の方にあり、蝶々のみが蜜を吸う事ができるようになっています。このように、特定の昆虫のみが訪れ受粉を行わせる花を「虫媒花」と呼びます。
 
ちなみに、花の色で一番多いのは白、次いで黄色、紫、赤色の順であると言われています。

昆虫が花に集まる理由

アヤメ
ハクサンチドリ
では、なぜ昆虫は花に集まるのでしょうか。まさか、「花の子孫繁栄を助けてあげよう」という気持ちで花を訪れているわけではありません。笑 昆虫は花にある蜜を求めて訪れています。蜜を収集する過程で昆虫の体に付いた花粉により受粉が成立し、結果的に植物の子孫繁栄に繋がっています。いうならば、winwinの関係といえます。ちなみに、昆虫を媒介とせずに子孫繁栄ができる植物には花が無いものもあります。風により花粉を運ぶことから「風媒花」と呼ばれています。
 
今回は花が色鮮やかな理由を解明していきました!また何か日常の中で疑問に思う事がありましたら、解明していきたいと思います。
皆さんも花を見る時にその色や形に注目してご覧になってみてください。
これまでにも、様々な疑問を解明していますのでよければ下記のリンクからご覧ください。

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