トラベルマガジン

旅行記

2026.04.23

青ヶ島だけじゃもったいない!復幸割で巡る八丈島旅

173 view

スタッフ名:大籠

今なら復幸割でお得に行ける八丈島

現在、東京都では「復幸旅!八丈島」のキャンペーンにより、昨年の台風の影響を受けた八丈島と青ヶ島への旅行をお得に楽しむことができます。
宿泊費や旅行代金の一部が補助される制度で、普段よりも気軽に離島旅に挑戦できるのが大きな魅力です。八丈島は、東京から飛行機やフェリーでアクセスできるとはいえ、距離や費用の面で少しハードルを感じる方も多いかもしれません。
しかし、この復幸割を活用することで、そうしたハードルがぐっと下がり、より身近な旅行先として選びやすくなっています。

※予算には限りがあるため、最新の情報をご確認ください。
※対象となる宿泊施設やプランなどそのほかの注意事項も事前にご確認が必要です。

東京都 八丈島・青ヶ島観光復興キャンペーンページ

間もなく令和8年度第1期販売開始の「しまぽ通貨」
7,000円の手出しで10,000円分のプレミアム付き宿泊旅行商品券を手に入れることができる「しまぽ通貨」。八丈島だけでなく、東京11の島で使うことができます。

復幸割を申し込むことが出来なかった方は、令和8年5月14日から販売開始のしまぽ通貨で行くのもチャンスです。

※ご利用方法や利用可能な施設、お店、また有効期限などはキャンペーンページをご参照ください。

しまぽ通貨キャンペーンページ

私が八丈島を訪れたのは2年前のことですが、そのときでも十分に魅力的な島でした。前回のブログでは青ヶ島の情報を紹介しましたが、今回は青ヶ島への旅の前後で訪れた八丈島について、その魅力をご紹介していきます。

前回の青ヶ島ブログと八丈島へのアクセスはこちら

八丈島とはー
八丈島は、東京都心から南へ約290kmに位置する伊豆諸島のひとつで、黒潮の影響を受けた温暖な海洋性気候により、一年を通して比較的過ごしやすいのが特徴です。冬でも気温が大きく下がりにくく、亜熱帯のような植物が自生するなど、本土とは異なる自然環境が広がっています。
アクセスは羽田空港から飛行機で約1時間、竹芝からは約10時間で行くことができます。
島は主に「八丈富士」と「三原山」という二つの山によって成り立っており、溶岩が生み出したダイナミックな地形や海岸線が各所に見られます。こうした火山の恵みは、温泉や肥沃な土壌といった形で島の暮らしにも深く関わっています。
自然のスケール感と人の営みがほどよく共存する八丈島は、観光地として整備されながらも、どこか素朴でゆったりとした時間が流れる場所。都会から少し足を伸ばすだけで出会え、“日本のハワイ”と呼ばれるほど、多くの人を惹きつけています。
本州よりも暖かい八丈島。
3月に行った際には、八丈島空港の目の前の道にたくさんのアロエの花が咲いていました。ミツバチさんも赤い花粉を集めておしゃれです。
八丈島の特産品として知られる「明日葉」は、今日摘んでも明日には新しい芽が出るほど生命力の強い植物です。その葉を使ったアシタバ茶は、ほんのり苦みと青々とした香りが特徴で、健康食としても有名です。
スケールの大きさを感じる絶景の数々
八丈島の自然の魅力は、島全体に広がるダイナミックな地形と、その中で感じる開放感にあります。視界を遮るものが少なく、どこにいても海の存在を感じられるのも、この島ならではの特徴です。
また、黒潮の影響を受けた温暖な気候により、緑豊かな植生が広がり、季節を問わず多彩な自然の表情を楽しむことができます。荒々しい火山の痕跡と、緑が同居する風景は、他の地域ではなかなか見られないものです。
こうした自然環境が織りなす景色は、ただ眺めるだけでも心に残ります。八丈島では、場所ごとに異なる表情の自然に出会うことができます。
八丈島全体見渡す 八丈富士
画像1
画像2
八丈島のシンボルともいえる「八丈富士」は、整った円錐形が特徴の美しい山で、島の西側に位置しています。標高は854メートルと比較的登りやすく、登山道も整備されているため、多くの観光客が訪れる人気スポットです。登っていくにつれて視界が開けていき、振り返るたびに広がる海の景色は、まさに離島ならではの魅力を感じさせてくれます。山頂付近には火口を一周できる「お鉢巡り」のルートもあり、ダイナミックな地形とともに、島全体を見渡すことができます。天気が良ければ、青ヶ島を遠くに望むこともでき、旅のつながりを実感できる場所でもあります。
(八丈島は天気がすぐに変わり、私が八丈富士に登った時には厚い雲で覆われていました。)
 
太古のような雰囲気に飲まれる ヘゴの森
画像1
画像2
画像3
画像4
八丈島の自然をより深く感じられるスポットが「ヘゴの森」。ヘゴとは、シダ植物の一種で、恐竜時代から存在するといわれるほど古い植物。そのヘゴが群生する森の中に足を踏み入れると、まるで別世界に迷い込んだような感覚になります。背の高いヘゴが頭上を覆い、木漏れ日が差し込む景色はどこか神秘的で、島のもう一つの顔を見せてくれます。ガイドツアーに参加することで、植物の特徴や生態について詳しく知ることができ、ただ歩くだけでは気づかない魅力にも触れることができます。八丈島の温暖な気候が生み出す、独特の自然環境を体感できる場所です。

※私が訪ねたヘゴの森は私有地のためガイドツアーに申し込みが必要でした。
眺望豊かな牧場で牛たちが暮らす ふれあい牧場
画像1
画像2
画像3
「ふれあい牧場」は、八丈島の高台に位置する開放感あふれるスポットで、のんびりとした時間が流れる場所です。広々とした敷地には牛が放牧されており、青い空と海を背景にした牧歌的な風景が広がります。視界を遮るものが少ないため、天気の良い日には遠くの島影まで見渡すことができ、思わず立ち止まって景色を眺めたくなるような場所です。観光地として整備されていながらも、どこか素朴で静かな雰囲気があり、忙しい日常を忘れてゆっくり過ごすのにぴったり。車で気軽に立ち寄れるため、ドライブの途中に訪れるスポットとしてもおすすめです。
広大な溶岩の岩場が広がる南原千畳岩海岸
画像1
画像2
画像3
八丈島の火山島としての一面を強く感じられるのが「南原千畳岩海岸」です。過去の噴火によって流れ出た溶岩がそのまま固まり、広大な岩場となって広がっています。黒くゴツゴツとした地面は迫力があり、自然の力強さを間近に感じることができます。一見荒々しい景観ですが、海と空とのコントラストが美しく、時間帯や天候によってさまざまな表情を見せてくれます。波が打ち寄せる音とともに歩くこの場所は、八丈島ならではのスケールを実感できるスポットのひとつ。写真映えする場所としても人気があり、島のダイナミックな自然を象徴する風景です。

また、近くには関ヶ原の戦いで西軍だった宇喜多秀家の像もあります。宇喜多秀家はこの地に流され生涯を終えました。歴史に目を向けると、流罪の地としての側面も持つ八丈島。宇喜多秀家の像は、そうした歴史を今に伝える場所のひとつであり、島の成り立ちや人の営みを考えるきっかけにもなります。
島の暮らしを支える産業に触れる
八丈島の魅力は、自然の豊かさだけでなく、その中で育まれてきた産業や暮らしにもあります。気候や地形といった条件を活かした生産や加工は、島の生活を支える重要な役割を担っています。
また、古くから受け継がれてきた製法や知恵は、単なる産業にとどまらず、島の文化そのものともいえる存在です。観光地として訪れるだけでは見えにくいこうした側面に触れることで、八丈島という場所の奥行きや、人の営みの力強さをより深く感じることができます。
健康としても注目 明日葉加工場
画像1
画像2
画像3
画像4
八丈島を代表する特産品のひとつが「明日葉(あしたば)」です。
その名の通り、今日摘んでも明日には新しい芽が出るほど生命力が強く、古くから島の人々の食生活を支えてきました。
加工場では、この明日葉をお茶や粉末などに加工する工程を見ることができます。収穫された葉がどのように選別され、製品へと仕上げられていくのか、その一連の流れを知ることで、口にしているものの背景を実感できます。
また、鮮やかな緑色や独特の香りは、自然の恵みそのもの。島内では明日葉を使った料理が豊富です。
独特の強い香りで知られる くさや
画像1
画像2
八丈島の食文化を語るうえで外せないのが「くさや」です。
くさやは、魚を「くさや液」と呼ばれる発酵液に漬け込んでから乾燥させることで作られます。この液は長年継ぎ足されながら使われており、各工場ごとに異なる風味を生み出しています。見学では、その製造工程やこだわりを知ることができ、単なる珍味ではなく、島に根付いた文化であることが理解できます。
実際に口にしてみると、香りとは裏腹に、濃厚なうま味が広がるのも特徴です。好みは分かれるものの、一度は体験してみたい八丈島ならではの味といえます。
爽やかな風味が特徴的な レモンバーガー
画像1
八丈島で人気のご当地グルメのひとつが「レモンバーガー」です。
島で栽培されているレモンを使ったこのバーガーは観光客にも親しまれています。
ジューシーなパティに、レモンの酸味がアクセントとして加わることで、重たくなりがちなハンバーガーがさっぱりとした味わいに仕上がっています。シンプルながらも、素材の良さを活かした一品で、島ならではの工夫が感じられます。
観光の合間に気軽に立ち寄って楽しめるのも魅力のひとつ。自然や文化だけでなく、こうした食の楽しみも含めて、八丈島の魅力をより身近に感じることができました。
八丈島は“立ち寄り”ではもったいない島
画像1
画像2
画像3
画像4
今回の旅を通して感じたのは、八丈島は決して「通過点」ではなく、それ自体でしっかりと楽しめる魅力を持った島だということでした。

青ヶ島への拠点として訪れる方も多いかもしれませんが、実際に滞在してみると、自然・文化・食といった多様な魅力があり、時間が足りないと感じるほどです。ダイナミックな自然の中で過ごす時間、島の産業や歴史に触れる体験、そしてその土地ならではの食。どれもが旅の記憶としてしっかりと残り、八丈島という場所の奥深さを感じさせてくれました。

私が訪れたのは2年前ですが、現在は東京都の「復幸割」により、これまでよりもお得に訪れることができる環境が整っています。少しでも興味を持った方は、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。青ヶ島とあわせて巡ることで、より一層魅力が広がる八丈島。きっとそれぞれの旅のスタイルに合わせて、思い思いの楽しみ方が見つかるはずです。

Follow